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2018年6月12日 (火)

いろいろ(789)「長流の畔」

宮本輝「長流の畔」を読んだ。流転の海シリーズの最後から2番目の本。東京オリンピックの年、主人公の熊吾は67歳になっており、糖尿病とか、歯とか、体がガタガタになっているものの、相変わらず精力的に中古車販売のビジネスに携わる。妻の房江は愛人と切れない夫に愛想をつかし、睡眠薬自殺を図った後、ホテルの従業員食堂に勤めるようになる。17歳の一人息子伸仁は父の仕事の手伝い(中古車プールの留守番など)をしたり、バイトをしたりするが、来年の大学受験は失敗しそう、という状況。

相変わらず、宮本流のゆっくりとした筆運び。でも巻末の作者自身による解説にもあったけれど、35年も続いている自分史(というか自分の父の歴史)の最終章にかかっていて、我ながら書き続けることが怖いのだと。
現在雑誌で最終部分が連載されているそうだけど、早く楽にしてあげたいですわん。
Chouryuu

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