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2016年12月24日 (土)

いろいろ(695)「凍える牙」

乃南アサ「凍える牙」を読んだ。ずっと昔に読んでいるはずなんだけどほとんど覚えてなかった。でも、いじめられた女の子が家に帰る途中で主婦が狼犬に襲われるところを目撃してしまうところなんか、ところどころ関係ないシーンが記憶に残ってたりして、おかしいわね。主人公音道貴子は立川署に属す警視庁機動捜査隊員で、白バイにも乗れる(トカゲという符丁で呼ばれるんだそうな)美人なんだけど、離婚の痛手で男性不信。で、人が爆破するという奇妙な事件捜査で相棒肉舞われたのがうだつの上がらない中年の女嫌いのずんぐり刑事。で絡んでくるもう一つの事件の「犯人」がかっこいい狼犬、疾風(はやて)で、彼女はバイクで最後の「復讐殺人」に疾走する疾風を追っていくのだった。

乃南アサは友人が好きなので去年から結構たくさん読むようになった。「凍える牙」はそれよりずっと前に図書館で借りて読んでいたんだけど上記のようにまったく筋は忘れてた。乃南アサは多作な作家なんだけど、以前の小説の登場人物が、多くの場合脇役として、後の別の作品に出てくるのね。で、元の作品を読んでなくても構わないんだけど、もちろん読んでいる方が、あはーん、と読みが深まるわけ。
「凍える牙」は女だからと差別を受ける主人公と、殺人犬として育てられたカッコイイ狼犬の物語で、細かなところはちょっと設定に無理がありすぎる感もあるけど、読者を引き込む。狼犬、みてみたいな。
Kogoerukiba

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