フォト
無料ブログはココログ

« いろいろ(650)「王女様と恐ろしい熊」「私たちは宝を探す」 | トップページ | いろいろ(652)「トーレとアーマが海を救う」「エメリー・ニクラソンと僕」 »

2016年4月 2日 (土)

いろいろ(651)「海からの妹」「お兄ちゃんはノアという名」

「海からの妹」(Systern från havet, Ulf Stark & Stina Wirsen)と「お兄ちゃんはノアという名」 (Min Brorsa Heter Noa, Anna-Clara Tidholm & Joanna Hellgren)を読んだ。「海からの~」は戦争中にフィンランドから疎開してきたシルカがスウェーデンのマルガレータの家で暮らす話。一人娘のマルガレータに、一緒に遊べる相手をあげようね、と秘密のプレゼントをくれることを両親が約束する。犬だとばっかり思っていたマルガレータは同い年の言葉の通じない女の子がやってきて、彼女の部屋で一緒に暮らすことにおおむくれ。でも、最後は友達になって、戦争が終わって別れるときには寂しく思う。なにしおうウルフ・スタルクさんですからね、ほろっとさせられますです。スティーナ・ヴィルセーンの水彩の挿絵は下手でも汚くもないのだけれど、ちょっと絵本としては高尚すぎるのでは?
「お兄ちゃん~」はティーンエージャーの兄がナチス・グループに入ってしまって、通りにハーケンクロスを描きまくったり、だんだん家に帰ってこなくなったりして心配する女の子の物語。カギになるのがノアという彼の名前で、最後にノアのグループは捕まってしまい、遠いところにある少年厚生施設に入れられるんだけど、彼女がハグしながら「お兄ちゃん、今はノアなの?」(不良グループに入っている間はノアという名前を嫌って使っていなかった)ときくと「うん、そうだよ」と答えるという結末。テンポが良くて重いテーマにもかかわらずサクサク読めました。ただ、挿絵がねぇ、、近年流行のヘタウマでねぇ。それもまた「落書き」も鍵となるテーマには良いのかもしれないけど。
Systernfranhavet
Minbrorheternoa

« いろいろ(650)「王女様と恐ろしい熊」「私たちは宝を探す」 | トップページ | いろいろ(652)「トーレとアーマが海を救う」「エメリー・ニクラソンと僕」 »

いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/561891/63431497

この記事へのトラックバック一覧です: いろいろ(651)「海からの妹」「お兄ちゃんはノアという名」:

« いろいろ(650)「王女様と恐ろしい熊」「私たちは宝を探す」 | トップページ | いろいろ(652)「トーレとアーマが海を救う」「エメリー・ニクラソンと僕」 »