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2015年11月 8日 (日)

いろいろ(614)「花のさくら通り」「歓喜の仔」「未練」

荻原浩「花のさくら通り」、天童荒太「歓喜の仔」、乃南アサ「未練」を読んだ。「花の~」は都落ちして桜商店街の壇小屋の2階に事務所を移したユニバーサル広告社が地域活性化に貢献する話。シリーズ3作目だそうだが、私は多分初めて読む。で、かなりバタバタですなぁ。入院中だから軽い本が良いなと思ったのだけど、別に読まなくてもよかった小説。

「歓喜の~」は、なにしおう天童荒太の「新作」だからすっごく期待して読んだんだけど、読みにくいったらないの。底辺の生活を強いられる高校生、小学生、幼稚園生の兄弟妹。父は連帯保証人の借金の取り立てで逃走。母は事故で全身まひの上、意思の疎通の不可能な状態(次男が自宅で世話をしている)。上の二人の兄弟は薬物の小分けのアルバイトをしていて、一番下の妹は死者と会話ができる。で、一番上の兄(誠)は、自分と境遇の似た占領地の男の子の物語を白日夢のように見ている。オビには「究極の希望の物語」と書いてあるからそれだけを信じて最後まで読み切ったけれど、解説を読むとこれは彼のデビュー作のリライトだそうで。どうりでパワーはすごいと思ったけれど、とにかく入院中じゃなかったら途中で読むのを投げ出してたわね、きっと。
「未練」は刑事音道貴子シリーズの中の短編集で、なんかよくわからないけど彼女の刑事物語のエピソードがつづられる。そりゃあないぜよ、と思ったのは「立川古物商殺人事件」という短編で、なんと、容疑者は捕まえたけれど証拠不十分で釈放、で、物語も犯人無しで終わるという、、そんなのあり?まあ、乃南さんのことだから数年後に快活がまっているのかもしれないけど。
1回目より術後の回復が遅い感じ。吐き気もなかなかおさまらないし。陰鬱な11月の天気の生家、それとも数か月の間に年を取ったのか?ま、まだ読む本はあるから。本当は楽しい内容のが読みたいのだけどね。

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コメント

こんにちは、ラトビアの嫁です。
ご無沙汰しております。
手術されたとのこと、どうかお大事になさってくださいまし。
術後は読書とゲームで楽しく乗り切るのが一番です。
当地はここ数年暖かい冬が続いています。今年も暖かくあってほしいと願うこの頃です。

どもども~。お久しぶりです。6月に左、今週初めに右の股関節の手術をしました。両方揃ったのであと数週間の杖生活を我慢すればまた快適に歩けるようになる予定です。当地も暖かいです。普通だったらもう初雪が降ってる頃なのですが。ドラクエ8の終盤にかかっているところです。ゲーム機が古くなっていていいところに差し掛かると数時間充電しなくてはいけなくなるのでちょっといらいらします。

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