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2015年8月

2015年8月27日 (木)

いろいろ(597)「自白」

乃南アサ「自白」を読んだ。4つの別の名の短編が「自白というタイトルのもとにまとめられているもので、どれも土門功太朗という刑事が犯人の自白を促すきっかけをつくるところがミソとなっている。犯人が早い段階で割れていて、なかなか落ちないのをいかに彼が迫り方を工夫して落とすかというところがポイント。

前作に続いて乃南作品は二作目の読書なんだけど、結構読ませる小説家だと思った。このシリーズも前作同様独立した短編のシリーズとなっているようなのでAmazonで取り寄せてみようかとも思ったり。
世界陸上が続く。主としてタブレットでSVTPlayで見てるんだけど、さすがに毎日何時間も見るのは疲れてきましたなぁ。スウェーデンはメダルなしになりそうだし。ま、日本もそうだけどさっ。

2015年8月23日 (日)

いろいろ(596)「いつか陽のあたる場所で」

乃南アサ「いつか太陽のあたる場所で」を読んだ。大学生の時にホストに入れあげてお金を得るために男を誑し込んで強盗して、昏睡強盗罪で7年の刑を受け刑務所でお勤めを果たしてショバに戻ってきた芭子(はこ)は29歳。塀の中で知り合った12歳年上の綾香と下町で暮らす。芭子はいいところのお嬢さんだったのだが、家族から離縁され、祖母の形見の一軒家で一人で暮らし、綾香は近くにアパートを借りていて、毎週1,2回一緒にゴハンを食べる。綾香はDVの夫を殺した罪で5年間の刑を勤め上げた。芭子はマッサージ施設の受け付け、綾香はパン屋でアルバイトをして生計を立てている。

ショバになじめない芭子の周りで起こる事件を綴る連作短編小説。シリーズの1冊目。
刑務所に入っていたっていうすごい設定なんだけど、どちらかというと人情小説なのかな。7年間のブランクの間に社会は進んでいて(インターネットとか)懸命に順応しようとする主人公がかわいそうというか、なんというか。
世界陸上が始まってしまった。時差があるのでスウェ国では、真夜中に予選実況、朝にそのまとめ、午後に決勝実況、夕方そのまとめ、夜にその再放送、とほとんど一日中の放映。ネットでもライブでやってるし。う~ん、仕事がはかどらないぞ。。

2015年8月20日 (木)

いろいろ(595)「三匹のおっさん、ふたたび」

有川浩「三匹のおっさん、ふたたび」を読んだ。一冊目ほどおもしろくはなかった。例によって3人のおじさんたちが町内の用心棒となって、問題を解決する。万引きとか、放火とか、祭り復活とか。今回は脇役の孫たちのキャラが立っててよかった。

原稿、すすみませぬ。。ううう。。でも、2週間前、入金機に食べられちゃった7000クローナが戻ってきたみたい(銀行に電話したらそういってたんだけど、まだATMで確認してない)なので、ほっとして、日本行きの切符を買っちゃいましたわ。自分で購入するサイトには乗り換えが1時間のものしか乗っていなかったので(アタマ悪いぞ、SAS)電話をかけて注文。電話でクレジットカードの番号とか、セキュリティーナンバーとか言わせられて、ちょっと心配だったんだけど。。
先週木曜にオフィスから重い荷物を家まで運んだらテキメンに股関節が痛くなって、それも今まで大丈夫だった手術した方だったので、あ、これは調子に乗りすぎ、と反省。明日も荷物を運ぶ予定だったんだけど、リュックにしませう。
そんなこんなで、原稿は進まないけど、日々は進んでいくのであった。

2015年8月17日 (月)

いろいろ(594)「北斗」

石田衣良「北斗、ある殺人者の回心」を読んだ。幼少期に両親からひどい虐待を受けた北斗は、施設に引き取られた後、高校生の時に里親に引き取られる。里親の下で初めて幸福な毎日を送ることができたのだが、その里親ががんで死んでしまう。末期のときに怪しい「奇跡の水」を患者が気に入ってしまって、1リットルが5万円以上するというその詐欺の水のために合計600万円近くを支払ってしまう。そのお金は里親が彼の学資のためにためておいてくれたものだった。詐欺だとわかった時(臨終の時)に、北斗はその会社の社長(元医師)を殺すことを決心する。本格的なナイフを2本購入して彼のオフィスに向かったその日、その社長は詐欺の疑いで警察に引っ張られてしまっていた。彼が戻ってくるまでオフィスで待っていた北斗に事務員がお茶を運んできて、ナイフを見てしまう。北斗はその中年女性を殺す。その後、看護師が現場を通りかかったので、彼女も殺してしまう。オフィスではなくホテルにもどったという社長を殺すべく、そのホテルに行った北斗は逮捕される。1年間の拘留の後、裁判が行われ、、、判決が出る。

虐待は免罪符になるのか、というのがテーマなのかな。ちょっとくどい感じの重さで読みにくいけれど、描写はしっかりしている。判決が死刑か無期懲役かどっちになるのかも、最後までドキドキさせられる。
2日間原稿書きをさぼってしまった。猛省。。

2015年8月10日 (月)

いろいろ(593)「スクラップ・アンド・ビルト」

羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルト」を読んだ。これもまた文芸春秋電子版に掲載されえたもの。「火花」よりはずっと、芥川賞っぽい安定した文章だと思った。母親にうとまれるボケじいちゃんを介護する失業中の28歳健斗の物語。祖父にやさしくすることによって死期を早めてやろう、と考えたり、カラダを鍛えたり、行政書士の勉強をしたりする毎日を綴って、最後あれっと思う間もなく中途採用が決まって家を出てしまうというなんともわけのわからない結末。ちょっとその終わり方はないでしょ、いくらなんでも。

外はこの夏一番の爽やかさ、みたい。ずっと家の中なので堪能してないんだけど。今週だけ夏なんだそうな、スウェーデンは。多くの人は仕事に戻ってるので悔しがってるだろうなぁ。原稿はようやく4700字。あと約24万字残ってたりする。。うー。。

いろいろ(592)「火花」

又吉直樹「火花」を読んだ。別に急いでAmazonで取り寄せたわけではなく、毎月電子書籍で購入している文藝春秋に全文が掲載されていたもの。

で、ちゃんと全部読んで、読みやすいとは思ったけれど、芥川賞ではないなぁ、と思った。作者を投影した芸人、徳永が主人公で、漫才を始めた時のことから、やや売れるようになったときまでの、芸人世界の厳しさをユーモアを交えて淡々と描いている。はちゃめちゃな先輩の脇役が時々哲学的なことを言うのが芥川賞っぽいと判断されたのか?文体などからは敢えて言うなら直木賞でしょ、これ、と思ったけど。
ピース又吉というのは名前とわかめヘアの画像しか知らないけど、おもしろい人なんでしょうかね?
昨日で世界水泳終了。最終日までスウェーデン女子が検討しておもしろかった。3日間にかけて行われたスウェーデン陸上国内選手権もあって、昨日は朝から夕方までずっとTV。さー、今日からは心を入れ替えて原稿執筆に励まないと<22日からの世界陸上が始まるまでは。
昨日、ふと目に入って試しに買ってみたICAの冷凍餃子がグッドだった。16個入りでたれが2個ついて39.9クローナ(550円くらい)はお買い得。あ、肉入りの方の話で、野菜餃子は日本的でない香辛料の味がしてハズレなのでご注意を。

2015年8月 4日 (火)

いろいろ(591)街に行くとロクなことがない

体重計が恐怖の数字を表した。燦然と輝く(黒字だけど)数字が不気味に笑っておった。これは昨日の昼食にピザをほぼ間食してしまったせいだ。やめておけばよかったんだけど、あのレストランのピザは美味で安いのだ。。夕方まで胸焼けして、水ばかり飲んで、そこでやめておけばよかったのだけど、数日前に大量に茹でてマリネにしておいたキャベツが悪くなるかもしれないから再加工をした方が良いな、と思ってキャベツ・ねぎ・ハム炒飯を作って一皿(5皿分くらいはできた)食してしまったのが更なる敗因。。

で、昨日はいろいろ事件が起きた日。朝、薬局でいつもの薬を買おうとしたら、3種類のうち、1種類がダブルになっていて、1種類がナイという。先週いつものようにインターネットで処方箋を更新したのだけれど、看護師が間違ったのだろう。その足りない薬だけがあと5錠しか残ってなくて(他の2種はまだ10錠以上ある)、新しい処方箋が間に合うかどうかヒヤヒヤ。
で、ピザでオナカがいっぱいになったあと銀行1に行ってお金を出して、銀行2の入金機に7000クローナ(約10万円)をいれたら、カードへの記載なしに機械がストップしてしまった。「銀行にいけ」というメモが吐き出されただけ。銀行内の入金機だったからすぐ窓口へ、と急いだのだけど待ってる人が多かった(それでもいつもよりは少なかったのだけど)ので15分以上も待たされた。その間ずっと入金機は「故障」と出ていて、ハラハラ。で、窓口のおねーさんは疑わしそうな目で私の話を聞きながら、ゆっくりと「文句つけ書類」を作ってくれて、カード部門から電話連絡がそのうち行くから、と厄介払いの笑顔。う~ん、そんなんでいいのか?
夕方、サラちゃんが世界記録で世界水泳金メダルをとっても気は晴れない。。オナカいっぱいのせいで変な夢も見るし、朝食にも昨日のキャベツ炒飯食べなくちゃいけないし、街に行くとロクなことないわね。。

2015年8月 2日 (日)

いろいろ(590)「麒麟の翼」「聖女の救済」

東野圭吾「麒麟の翼」と「聖女の救済」を読んだ。「麒麟の~」は、ナイフに刺された中年サラリーマンが日本橋の近くの地下道でナイフで刺されて、日本橋の麒麟の像のところまで歩いてきてその足元で死ぬ。容疑者として浮かび上がったのは失業中の青年。彼は警官に職務質問をされたところで逃げようとしてトラックに轢かれて死ぬ。被害者がなんで家や職場と関係のない日本橋にいたのか。なんで麒麟の増にたどり着こうとしたのか、加賀恭一郎刑刑事が謎解きのために歩き回る。3年前のプールの事故がすべての発端だった、って、かなり飛んじゃってる力技のトリックのような気がするし、ラストのオチも納得できないなぁ。。

「聖女の~」はもっと納得できないトリックあかし。一年で子なき妻は離縁、っていう設定も無理無理だし、一年かけて「偶発の殺人」を計画するっていうのもかなりあり得ない感じ。女性刑事ならではの視点がヒントになる、というのはちょっと新しいかもしれないけど。
陸上競技も水泳もない日だったので、原稿を一つ仕上げた。明日からは水泳のTV(ロシアのカザンの世界選手権)が一週間続く。仕事が進まなくなるだろうなぁ。。

2015年8月 1日 (土)

いろいろ(589)「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」「かわいい自分には旅をさせよ」

浅田次郎「君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい」&「かわいい自分には旅をさせよ」を読んだ。いろいろなところに書いたエッセイをまとめたもの。表現が固くて読みにくいものが多いけれど、元々の漢文好きなのが影響しているのだろう。

彼の一日は朝6時ころから午後2時くらいまで執筆、その後最低4時間くらいの読書、その後打ち合わせなどなのだとか。で、土日は競馬で。執筆はいまだに原稿用紙に万年筆で。正面に書くための机、左に資料を積んだ机、右に辞書が乗った机があるのだとか。なんか古き文豪じゃん。。同じ人が競馬とかカジノ狂い(狂ってはないか。ちゃんとコントロールしてるんだから)っていうのがすごいギャップね。
浅田次郎の作品の中では、やぱっり中国ネタのものが一番好きかも。史実をちゃんと調べてある感じがするし。
7月が終わり一般スウェーデン人の夏休みが終わってしまう。今年はまるっきりハズレの冷夏で、新聞では「諦めるな、まだほんの少し(暖かくなる)チャンスはある、8月に」って慰めの見出しが躍ってるけど。あまりの冷夏で南欧に行くチャーター旅行便の切符の値段が下がらないんだって。
今のところ脚が不自由だから、私にとっては寒くても暑くてもあまり関係ないんだけど、どっかに行きたい病でうずうず。9月からストックホルム-香港の直行便がでるそうで、ポイントをためるためにも12月くらいに乗ってみようか、なんて夢見たりして。香港に中華料理を食べに行く旅2泊4日っていうのはダメかしら?

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