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2014年11月

2014年11月30日 (日)

いろいろ(537)「慈雨の雨」「スナックさいばら おんなのけものみち」

(PCが勝手に8.1にバージョンアップしたらいろんなところでおかしくなってて、たとえば今は超大きな太字になってるんだけど大丈夫なのかな?)

宮本輝「慈雨の雨」と西原理恵子「スナックさいばら おんなのけものみち 男とかいらなくね?篇」を読んだ。「慈雨の~」は宮本輝の自伝小説である流転の海の第6部。東京オリンピック直前の大阪の街の様子。宮本輝らしく細かい描写で、前を忘れていても、ああ、小説を読んだ、という満足感。

「スナックさいばら~」は、先にこの後の最終編を読んじゃって、やっぱり全部読んでおきたいと思ってAmazonで日本から取り寄せた分。50代、60代の女性にそれまでの彼女たちの人生について語ってもらったり、男性のみに「女って。。。」という体験を書いてもらったり。どんどん真面目になってくる感じ。バカやってるように見えるけど西原理恵子のバランス感覚はまともだと思いますね。

11月も終わり。。最後までどんよりした史上最悪の天気だったストックホルム。11月に太陽が出た時間は合計2時間ちょっとだって。さすがにめげますね、これだけ暗いと。Geishaアイスクリームでも食べよっと。

2014年11月23日 (日)

いろいろ(536)「荒神」

宮部みゆき「荒神」を読んだ。元禄時代の東北の山里の二つの貧しい領地は、昔の主従関係で対立している(関ヶ原の戦いでどちらについたかで)。ある時、山から人々の怨念の塊である怪物がやってきて、村の人々を食いちらす。怪物はガマとトカゲと蛇が合わさったような臭いもので、目が無い。で、それは実は人工的に創り出されたもので、倒すためには呪術者の子孫のいけにえが必要だと、だんだんと解き明かされる秘密。

おもしろかったけれど。ちょっと最後があっけなかった。まあ、時代小説にしてはかなり読みやすかったけれど。

Amazonで便利に受け取れる方法(職場に送ってもらう、っていうだけだけど)を見つけて味を占めたので、宮部みゆきの小説6冊と「あたしんち」第20巻と「スナックさいばら」第3巻等8冊をど~んとオトナ買い。本代が5000円弱、送料が同じくらい+税金などで合計1万1000円くらい。円が弱くなってるから今がお買い得かも。でも、本があるとやっぱすぐ読んじゃうのよね。2冊目の文藝春秋電子版もすぐ読んじゃったし。

2014年11月17日 (月)

いろいろ(535)「山賊の娘ローニャ」

アストリッド・リンドグレン「山賊の娘ローニャ」(大塚勇三:訳)を読んだ。現在NHKでアニメが流れているんだけど、来年そのDVDが発売されることになっていて、その解説を頼まれているもので。実写のTV映画やバレエになったのは見たことがあるけれど、原作をちゃんと読んだのは初めて。スウェ語でも途中まで進んだけど和訳が手に入ったので先に読了。やっぱり日本語の方が読みやすいもんね。

山賊の頭の一人娘として、雷の夜に生まれたローニャ(本来はロニアと書くべきだと思う)は、対立する山賊一家の息子ビルクと仲良くなるというロミオとジュリエット風の設定なんだけど、好きは好きでも恋物語ではない、まだ。それよりもリンドグレンが描きたかったのは森の中の生活。ローニャは森の申し子であるというのね。「鳥女」とか、「灰色小人」と「ずんぐり小人」とか、トロルとかの不思議な生き物のいる北欧の森。でも彼らとも共生するのね。

暗い季節。私も春が恋しいかも。

2014年11月16日 (日)

いろいろ(534)「鹿の王」

上橋菜穂子「鹿の王」を読んだ。久々の上橋作品で楽しみにしていたのだけど、読後感としては<ちょっと、こなれてないなぁ>という感じ。例によって時代不明の時代の民族の対立。不思議な動物=今回は鹿、に加え、今回はウィルスと生命の不思議、というテーマも。

狂犬病をさらに強力にした黒狼病に罹ると人はすぐ死ぬ。でもそれを生き延びた奴隷(元戦士)と小さな女の子。秘密は地衣類?医学的な説明をわざわざ「古代語」でしているのに、顕微鏡など現代医学用語がでてきたりする混乱状況もあるし、漢字を変な読み方で使う名前と、カタカナの名前が混じっているのも読みにくい。

10年もかけたと後書きにあったけど、無理して書かなくてもよかったのでは?とまで思ったり<まあ、それほど期待が高かった、ということですが。

一緒にAmazonで取り寄せた「荒神」、一気に読んじゃうのはもったいないから、ちょっと寝かせておこうかしら。

2014年11月10日 (月)

いろいろ(533)「緑の毒」「ベター・ハーフ」

桐野夏生「緑の毒」と唯川恵「ベター・ハーフ」を読んだ。「緑の毒」は、妻が不倫するのに嫉妬することに喜びを見出す若作りの医者が、その不倫の夜=水曜=毎に近くに住む一人住まいの若い娘を襲って、スタンガンで気絶させ、劇薬で眠らせ、レイプするという話。被害者たちがインターネットで連絡を取り合って復讐する。嫉妬の目は緑色という故事からのタイトル。桐野作品らしいおどろおどろしい展開。

「ベター・ハーフ」は1990年くらいから2000年までの物語。バブルでこれでもかっというくらいお金を使っていたカップルが、そのうちだんだん貧しくなっていく間に結婚生活がいろいろ揺れるんだけど、最後はまあうまく収まるという。こちらも互いに浮気いっぱいで。認知症とか、脳腫瘍とか、リストラとか、お受験とか、いろいろテーマの枝葉もあって。だんだん貧しくなっていく生活の中での夫婦の描写がうまい。

Amazonで上橋菜穂子や宮部みゆきの新刊本を注文。単行本なので重いせいか、送料込み代金は1万円近くも。。でもクローナで考えればたった650krくらいなんだから、ま、いっか。21日過ぎには「あたしんち第20巻」も発売されるので、改めて、宮部みゆきの文庫本数冊と組み合わせて注文する予定。こーゆーのってハズミがついちゃうと続くのよね。。

2014年11月 9日 (日)

いろいろ(532)文藝春秋と小顔マッサージ

せっかくiPadを購入したので、海外在住者のみ購入できる文藝春秋電子版というのを買ってみた(以前から関心があった)。他の雑誌や新聞とは違って、目次からWordファイルのようなリンク式になっている(1ページずつ繰っていくこともできる)。広告なども含まれていて全部で750ページ強。めくるのがちょっと面倒。。定期購読、ちょっと考えちゃうなあ。。おもしろい記事もあったけど。

日本から戻ってきた直後の怒涛の日々が過ぎ、少し時間の余裕ができてきたので改めて鏡なんぞを見てみると、、なんか劣化している私。。目は腫れぼったいし、ほうれい線が見えるようになってるし。これではいかんと思って日本ではやっているというコロコロマッサージ器を検索してみたんだけどスウェ国には入っていないみたい。で、YouTubeでなにかないかとみてみたら例の田中いくこさん(亡くなっちゃいましたね)がバラエティ番組で小顔マッサージのやり方を教授しているのがあって、良さげなのでやってみることにした。目の周りとか額とかほっぺたとか場所ごとに3回ずつ首の下の方に脂肪を流していく感じで全部で20分くらいかな。自分でやろうとするとめんどくさいから全部いっしょくたに3分くらいになっちゃうのだけど、それでもなにもしてないときからみるとちょっと締まったかも♪

初雪も降って暗い季節突入という感じだけど、ちょっと美しくなって対抗しませう。
 
 

2014年11月 1日 (土)

いろいろ(531)「絶対泣かない」「輝天炎上」

山本文緒「絶対泣かない」と海藤尊「輝天炎上」を読んだ。「絶対~」はいろいろな職業についている女性を主人公にした短編小説。看護師、主婦、エステシャン、銀行員などなど。ま、よくまとまっているな、という感想。

「輝天炎上」は、桜宮の病院を巡るこれまでの数々の物語の集大成、といったもの。謎のまま残されていたポイントなどが解き明かされるんだけど、最後がまた「to be continued」的なので、いつか続きが出てくるかも。こういうのはやっぱりちょっと禁じ手だと思うんですよね<前の本を読んでいなければわからないおもしろさっていうのは。海棠ファンだったら当然全部読んでいるという前提なのかなぁ。でもって、メイン・テーマは相変わらずAi(死後のMRIみたいなもん)で、ちょっと鼻についてきたかも。

拾った休日的な一日で、ひたすら体を休めてました。で、夕方メールチェックすると今日までの締め切りの原稿のやんわり催促だったりして。えっ、11月末だってはなしだったじゃん!ま、日本も3連休とのことで、連休明けには間に合うだろうけど。

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