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2014年6月16日 (月)

いろいろ(505)「ヤッゲルヤッゲル」&「死のアホタレ」

フリーダ・ニルソン(Frida Nilsson)の「ヤッゲルヤッゲル」(Jagger Jagger)とホーカン・イエンソン(Håkan Jaensson)の「死のアホタレ」(Dödsknäpp)を読んだ。

「ヤッゲル~」の主人公は団地でいじめられるベングトという男の子。小学校低学年で、もっさりしていて、団地の同いのアストリッドと二人の男子子分の三人組にいじめられ続ける。ドアの郵便受けにコーンフレークスを投げ込まれたり、自転車のサドルを泥だらけにされたり、買ってもらったばかりのサッカーボールを川に投げ込まれたり。

ある日、ベングトはゴミを置いておく部屋に閉じ込められてしまう。叫んでも誰も助けに来てくれなかったのだが、ゴミ拾いに来ていたホームレス・ドッグのヤッゲルに助けられる。ヤッゲルはホームレスで近くのコンテナに住んでいる。ベングトはヤッゲルと一緒に三人組に復讐を図る。最後にはベングトにも人間の友達ができて、ヤッゲルはどこかへ居なくなってしまう。いじめと友情の物語。

Jaggerjaggeromslag

「死の~」の主人公はトッテ。小学校中学年くらい。パパは地方新聞の記者、ママは市の福祉事務局の職員で忙しい。トッテは学校では可もなく不可もなくだったが、ウチでぼんやりとTVを見るのが常。お気に入りはTVドクター番組で、ある日、ドクターはトッテを画面から指差して「あんたの命はあと2週間」と宣言する。トッテは巻き尺を買ってきて一日10cmずつ切り取りながら「その時」を待つ。死を待っている間にスポーツ大会で優勝したり、クラスの中でいじめられている子どもを助けたりする。最後の日にトッテは電車で1時間くらいのところに住むおばあちゃんに会いに行き、そこで連れていかれた保健所の医師に診てもらって、死なないということがわかる。子どもの思い込みとか、ちょっと勘違いの父母の対応とか、煙草のみのおばあちゃんとか、コメディ映画を観ているようでおもしろかった。

Dodsknappomslag

しばらく日本の本読む暇ないな。。本当は日本に行く前に全部読み切る予定だったのにあと1冊半のこっちゃってる。。

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