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2013年10月 7日 (月)

いろいろ(450)「焚火の終わり」

宮本輝「焚火の終わり」を読んだ。美しい関西弁でつづられる近親相関(かもしれない)小説。兄と妹が異母きょうだいなのか、それとも異母きょうだいなのか、はたまた赤の他人なのかは最後まで明らかにされない。美しく仲の良いオトナたちが最後まで秘密を明かさず次々に死んでしまうから。

あまりにも謎を引っ張りすぎて(意図的なのかもしれないけれど)、最後にはもうどうでもいいや、そんなこと、という気持ちにさせられる。解説見たら15年くらい前の本なのね。携帯電話がまったくでてこなくて(だからこそ成り立つスリルもあるんだけど)、昔に書かれたんだろうな、とは思ったけど、それ以外は時代的な違和感は感じなかった。

本格的小説家による小説はやっぱり会話が絶品、と思う。関西弁がエキゾチックで良いし♪中に出てくる料理もおいしそう。1本、1万2000円(15年前の値段よ)なんて、想像もつかないけど。

本の中の美しい食事には程遠いけど、いんげん豆を茹でて、ゴマダレをかけて、フィッシュフライ(鱈ざんす)と一緒に食べようっと。

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