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2013年1月

2013年1月30日 (水)

いろいろ(379)「不思議を売る男」

ジャラルディン・マコックラン著、金原瑞人訳「不思議を売る男」を読んだ。イギリスでファンタジー賞を取った児童文学。古道具屋に紛れ込んだ年齢不詳の緑の男が古道具にまつわる短い物語を語ってお客さんが嬉々としてその古道具を買うようになる、という物語。一つ一つの物語自体はバラエティーに富んで、オチやペーソスもちゃんとしてて良いと思ったけど、最後の、「さて緑の男って誰だったの?」の謎解きは尻切れトンボの気がした。

昨日今日、時間があったので「自分の執筆」を再開しようかな、と思ったのだけど、昔のファイルを保存したフロッピーが読めない。。今使っているノートではフロッピー入れるとこがないのよね。。外付けの読み取り機は400クローナ(約5500円)。そこまでして昔のを読む価値があるかな?一回今のPCに移しちゃえばそれで終わりなんだし。超ビンボーな時期だし。。

2013年1月29日 (火)

いろいろ(378)「夜行観覧車」

港かなえ「夜行観覧車」を読んだ。面白かった。高級住宅街ひばりが丘の区画整理で小さな土地が売り出され、念願のマイホームを建てた遠藤家。娘を近くのお嬢様学校に入れようとするも受験は失敗。遠くの公立中学に通うことになった娘はその学校に入れなかったことで傷つき、そんな状況を強いた母をオニババアと罵倒する。向かいには豪勢な高橋家。ある日、美人妻が夫を殴り殺し、その場にいなかった三人の子ども達はなぜそんなことになったのかいぶかしむ。間に「ひばりが丘の番人」のおばさん。

人はなぜキレるのか、なんていうのが多分テーマなんだろうな。夜行観覧車は現実にはまだ存在してなくて、建設計画だけが噂に上っている状態なのに、それが題名になっているのは深い意味があるのだろう。でもその部分は作者の思い入れの匂いが鼻について、読み飛ばしたけど。

外はプラス2℃。春ですわね~♪(スウェ国では0℃を超えれば春)

2013年1月28日 (月)

いろいろ(377)「海峡の光」

辻仁成「海峡の光」を読んだ。青函連絡船の船員だった主人公はトンネルができたために仕事がなくなる直前に、函館の少年刑務所に転職する。刑務官として働く彼の前に罪人としてやってきたのは小学校時代に思いっきり彼をいじめた偽善者の花井。花井の偽善者の仮面を暴きたい主人公の心の葛藤の物語(とまとめちゃっていいのかな?)。文章はきれいだと思ったけど、なにが主題なの?と釈然としない読後感。

イースターの日本行きでは、桜をめでて、温泉に入りに行こうかと計画ちう。なんせひどい冬だから、今季は。

2013年1月22日 (火)

いろいろ(376)「アヒルと鴨のコインロッカー」&「神々のプロムナード」

井坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」と鈴木光司「神々のプロムナード」を読んだ。どちらもちょっと期待はずれ。。

「アヒル~」は、仙台の大学に入るために引っ越してきた主人公の僕(椎名)が、奇妙な隣人達に振り回される話。現在の奇妙さの原因は2年前の過去にあった、ということで一章ずつ現在と過去が入り混じるのがわずらわしい。最近(?)流行ってるこういうシステムは好きじゃない、って多分前にも書いたけど。

「神々~」は突然いなくなった友人と有名タレントが新興宗教に絡んでいた、ということを追っていく若き塾経営者の話。でもこの展開(全部狂言だったという)は、禁じ手だと思う。最後の終わり方(失踪した夫の妻が、高校中退でオバカだった、ということを強調していたのに、教団のおかげで8年後に司法試験に合格)もとってつけたようで気に入らない。

というわけで好きな作家だけに失望感が大。ま、両方とも日本で古本で買ったから、新品で買ったときほどの悔しさは無いけど。でも古本でも文庫本で1冊、300~400円もしたんだけど。

ストックホルムの日本の本屋さんがお店をたたんじゃって、別の遠い本屋さんに定期購読の本をとりに行くか、あるいは郵送で送ってもらうかということになるのだけど、婦人雑誌は重いから郵送だと高くなりすぎるし、地下鉄を乗り換えて遠くまで行くのもめんどくさいので、どうしたもんかと思案中。この際、雑誌はナシにして文庫本だけAmazonで取り寄せるほうが良いのかなぁ。。文藝春秋はiPadで読めるそうなんだけど、今はチョー貧乏状態だからiPad購入なんてOut of Questionだし。。

「あたしんち」と「ガラスの仮面」の最新刊はこの次日本に行ったときに買うことにしよっと。「ヴェネチア国際」か「SWAN」の最新刊が出たら一緒に取り寄せてもいいんだけど。
それにつけても、おせんべ食べながら漫画読みたい。

2013年1月20日 (日)

いろいろ(375)「コラプティオ」「ショージ君のゴキゲン日記」「ショージ君のほっと一息」

真山仁「コラプティオ」、東海林さだお「ショージ君のゴキゲン日記」&「ショージ君のほっと一息」を読んだ。「コラプティオ」は国際図書館で、他にめぼしいものがなかったので、ま、これでもいっかと思って借りた本。ショージ君2冊はストックホルムの貸し本屋さん(本来は食料品屋さん)で古くなったのを無料でもらったもの。

どっちも結構掘り出し物でした。「コラプティオ」は大震災後の日本を指導する正義の政治家とそのスタッフと、その正義の首相がウラン欲しさにアフリカに賄賂を贈るというのを追いかけるジャーナリスト達の話。今ストックホルム国際図書館にあるということは日本で1年以上前に発行された本で、奥付みたら正しく2011年11月発行の本だったんだけど、そのタイミングで東日本大震災とその後の民主党(本の中では「民生党」になってたけど)の動きを書けるのは変だな、と思いつつ読んでたら、解説で、アトヅケで関連部分を書き直したのだと。ま、そのためにところどころ細かいところがちょっとおかしく感じることもあるけど、全体的には、久々の政治小説で面白かった。コラプティオというのは賄賂という意味だそうです。

政治家が権力を握って変貌していく過程も、良くかけてるし、登場人物がいきいきしててグッドでした。特に時代がかった首席秘書官のおじーさんが絶品。大阪弁の新聞記者もキャラ立ってるし。政治家というのは恐ろしげな職業ですね。

真山仁という作家は名前は知ってたけど今までちゃんと読んだことがなかった。また何か入ってたら読んでみよっと。

ショージ君の方は2冊とも40年も前の本なのだけど、貨幣価値以外はあまり変わってない日本社会の庶民の日常。でも、ショージ君、そのころから編集者と一緒にいろんなところにいっていろんなことしてたのね。たておば、ある日、突然、ふわふわしたくなって、都電に乗りに行くとか。NiftyのDPZというのがちょっと似たオトナの遊びをやってるけど、なんとなくそんな感じ?

二日間、外に出なかった。買出しに行かないと食料が枯渇しつつあるのでヤバイのだけど、なんとなくぐずぐず。明日も籠っちゃおうかしら、まだ少し読む本あるし♪

2013年1月18日 (金)

いろいろ(374)「陽気なギャングが地球を回す」

井坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」を読んだ。4人の大人が銀行強盗をする。で、うまく奪った4千万円を別のギャングに強奪されてしまう。というのも、ギャングのうちの一人の女性が脅されていて、、とかなりバタバタ物語。

解説を読むと何回も書き直した作品だとか。書き直しすぎて、飛ばしすぎになっちゃったのでは?他の井坂作品の方が面白かったような気がする。

大きな仕事が済んで、気が緩んだのか、一日で2万クローナ(約26万円)以上、使ってしまった。。ま、ヒコーキの切符なんですけどね。それにしても、こんなに浪費してて今年生き延びられないのではっ?

2013年1月16日 (水)

いろいろ(373)「銀二貫」

高田郁「銀二貫」を読んだ。(そ~なの!めでたく原稿は仕上がったの♪♪)大阪の寒天屋さんの物語。

火事で焼けた天満宮の再建のために銀二貫を回収してきた、寒天屋の旦那は、途中で行き合わせたあだ討ちをその銀二貫で「買う」。助けられた10歳の男の子は、寒天作りをやらされ、ついで丁稚になる。でもって、腰の強い寒天を作る苦労なんかが、大阪を舞台に展開。

レポートかいてる最中、本断ちをしてたこともあって、久しぶりの読書、とても面白かったですわん。高田郁作品は初めて読んだけど、彼女は元漫画原作者だったそうで、なんとなくビジュアルな書きぶり。

寒天を使った羊羹を開発する、というのが後半の大きなテーマ。羊羹、食べたい。。それにしても、寒天で小説を書こうなんて思うのも結構ユニークかも。。

さー、大きな仕事が終わって放心する暇もなく、本、読み狂うぞー。

2013年1月14日 (月)

いろいろ(372)最後の最後とパタゴニア

あと、もうちょっと、でございまする。。最後の数ページを書くために資料を読み込みちう。結論にあたる部分なので、ちと気を使わばならないし。

でも、読み込みが遅々として進まないので(政府関連レポートなので、内容は大変興味深いのだけど、読んでて面白くないの)、数分おきに台所へ行ったり、片づけをしたり。Invoiceまで先に作ちゃったわっ。

一昨日は、美女仲間とパタゴニア料理を食べに行きましてん。ペルーとかチリとかブラジルとかのお料理を堪能♪最近は肉類をまとめて食べることはあまりないので、あまりにオナカいっぱいになっちゃって、土曜日一日、食欲が出ませんでした。今日はカレー作って食べたけど。
その場でも呆られたけど、ウチの1月1日の料理はホットドックだったのね。だってずっと原稿書きに勤しんでるから、手の込んだものなんか作れないじゃん?と開き直ってたけど、よその人に話してみると、元旦にホットドックはやっぱりあってはいけなかったような気もするな。。

というわけで、完成は早くても明後日くらいかなぁ。。ああ、早く解放されたい。。

2013年1月 8日 (火)

いろいろ(371)相変わらず

新年に入ってからだんだん雪が溶けてきて良い傾向だと思っていたのに今日はまた雪。。午前中、ちょっくら買い物に走ってこようと思っていたのに出鼻をくじかれてしまった。午後には止む感じなのでちょっと待とう。

原稿は現在22/30くらい。まだ山場は残っているけど多分どうにかなりそう。それにしても参考文献が2ページに渡る(んでもってそれをノルマのページ数に入れちゃう)のは、我ながらいかがなものかと。。うろ覚えの数字を確認しようと思うときに限って、お目当てのサイトが見つからないのよね。。たとえば年金受給年齢の平均、64歳とちょっとだったと思うんだけど、そのちょっとの小数点以下が1時間以上探しても見つからない。結局「65歳には達しない」とか文章をぼかしたりして。。

今年最初の運勢占いは「忙しい年末をそのまま新年に持ち込んで気分一新できない・・」って、その通りじゃん!ま、あと1週間くらい、原稿が仕上がったら、心機一転、美しくなりませう。

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2013年1月 1日 (火)

いろいろ(370)「銀河鉄道の夜」

宮沢賢治童話集「銀河鉄道の夜」を読んだ。遅ればせながら、この歳になって初めてちゃんと読んだのだった。童話集なのでいっぱい物語が収録されていて、「やまなし」、「ふたごの星」、「貝の火」、「ツェねずみ」、「月夜のけだもの」、「気のいい火山弾」、「土神ときつね」、「カイロ団長」、「洞熊学校を卒業した三人」、「雁の童子」、「銀河鉄道の夜」、「グスコーブドリの伝記」と盛りだくさん。

一気に読んでみると、これって童話?と不審に思うこと多く。ハッピーエンドじゃないものも随分あるし。銀河鉄道の夜も解説を読むと未完だったそうで。あまりにも題名が有名だから、もっとファンタージーっぽいきらきらした物語かと思ってたのに。

でも物語の登場人物(動物の場合が多かったけど)の名前と、文章はきれいね。

宮沢賢治の詩をスウェーデン語に訳そうとしたことも何度もあるのだけど、なかなか思うように行かない。仏教とか、化学とか農業とか、彼の人生に大きな影響を与えたものが反映しているのだろうから、物語以上に訳しにくいだろうしね。

というわけで、引き続き本なんか読んでいる場合じゃない状況が継続している中、2012年が暮れていくのであった。ちょっと落ち着かない年だったような感じもするし、結構いろんなことができた年だとも?
2013年が良い年になりますように。

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