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2012年11月17日 (土)

いろいろ(357)「それもまたちいさな光」

角田光代「それもまたちいさな光」を読んだ。最初からラジオドラマにする企画で造った小説だそう。どうりでいつもの角田作品とは違ってハッピーエンド。

毎日どうでもよい話をするラジオ・パーソナリティー、美帆子が出てくるけど、彼女が主人公というわけではなくて、仕事をしながらラジオを聞いている仁絵が主人公。彼女の周りには恋愛物語も交錯して。幼馴染の雄大はコックで調理をしながら番組を聞いている。仁絵の知り合いの鹿ノ子とその不倫相手も末期がんの手術前の病室で、話すことも無くその番組を聴いていたり。本の末尾に添えられている対談の解説によれば、この小説は終わりが先にできて、そこから組み立ていったのだそうな。プロはそんな作り方もするのね。

ラジオは結構よく聴いてる方だと思う。特に朝はニュースと交通情報、気温なんかをチェックするし。Lugna Favoriterが好きだったのだけど、コマーシャルがどうにもこうにも、うざいのとPeter Borossyを辞めさせたのが気に入らなくて、今はコマーシャルなしのP4が定番。昔はバスの中でクラシック専門チャンネルなんかもきいていたのだけど、ケータイが年をとってきて電池が死ぬと困るのでそれはやめた。

小説の中で、TVも雑誌も読むのは体力が要るけれどラジオだったら聞き流すことができるから病人でも大丈夫、というセリフが出てくる。そんなものかもしれないね。

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