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2012年11月 4日 (日)

いろいろ(354)「バンコク喪服支店」&「プレイバック」

深田祐介「バンコク喪服支店」とレイモンド・チャンドラー「プレイバック」を読んだ。どちらも随分古い本で「御自由にお持ちください」という箱の中にあったのをもらってきたもの。今から40年も前の話だからかもしれないけれど、両方とも読まなくて良いものだった。。

「バンコク~」にはバンコクに進出した日本企業のことを書いた表題作のほかに「火牛の海」という生きた肉牛を沖縄に輸入して国産品として本土に輸出することで高い関税を逃れる商売をした人たちのこと、また「ミンダナオ最前線」というフィリピンのタガログ語で歌って有名になった日本人歌手が内戦の最前線へ慰問にいくという2編も納められていて、三作の中では「ミンダナオ~」が一番良かった。深田祐介作品は昔は結構好きだったような気がするのだけれど、何十年も経てしまうと当時は新鮮に感じられた東南アジアの社会の描写も、「で、それで?」と当然のごとく陳腐に思えてしまうのかもしれない。

「プレイバック」というのはチャンドラーの遺作だそうで、訳者自身が「謎の作品」という解説を書いている、わけの分からない作品。いきなり美人が偽名で逃げてきていて、殺し屋に追われていて、探偵が目的を知らされずにこの女を追え、と命じられてて、ずーーーっとその謎を引っ張っていくんだけど、風邪引きの身には(薄い本なのに)追うのがしんどすぎる。そんなにバンバンいろんな人がいなくなっても私別に関心ないんですけど、、風邪引きだから。昔別れた恋人が事件の解決した朝に探偵に国際電話をかけてきて突然、やっぱり愛してるのよ、と告白したって、私関心ないんですけど、風邪引きだから。

というわけで連休だというのに風邪に敗北中。。

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