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2012年10月

2012年10月28日 (日)

いろいろ(352)眠りの森の美女

眠りの森の美女を観てきた。久しぶりにパルケット(1階)の席だったのだけど、ダンサーの表情が良く見えてグッドだった♪「眠り」は前にコペンでデンマーク・オペラのを見たときにそれほど感激しなかったので、今回もあまり期待していなかったのだけど、予想に反して結構良かった♪

舞台の構成が美しかったのと悪役魔女のカラボス&対抗するリラの精が良かった。でも残念なことにオーロラ姫はテクニックをしっかり見せようとするあまり、体操選手かフィギュアスケート選手かのように難しい演技の前に力いっぱい顔をしかめていたし、プリンスは歳食ってたし、最後の宴会では白雪姫とか赤頭巾とかシンドバッドとか、えっ、そんな人たち「眠り」に出てきましたっけ?と目を疑う演出だったし。。

ま、マイナス点はあったけど、総じて合格点だった♪

本日より冬時間。風邪もようやく普通のひどい風邪レベルまで回復してきたので、人生前向きに生き始めようと思ふ。

2012年10月27日 (土)

いろいろ(351)「日本人ごっこ」

吉岡忍「日本人ごっこ」を読んだ。タイの14歳の女の子がある日突然、自分は日本大使の娘、天皇とも関係があり、タイの王女にタイ語を習った、なんと言い出すと、周囲の人々がそれを真に受けてものすごくよく対応してくれる、という事件があった。100日後くらい(?)にばれて新聞記事になるんだけど、実害は無かった=周囲が勝手にいろいろやってあげただけ=なので、犯罪には問われなかった。吉岡氏はなんで少女がそんなことを言い出したのかを知りたくて、タイに3回も飛んだ。結局、彼はタイという国がもつ(日本に対する)文化・社会的な背景が少女を生み出したという結論に至る。

なんか不思議なドキュメント。少女は最後まで見つからないのかな?とあきらめつつ読んでいくとちゃっかり最初のショッピングセンターにいたりするし。タイの熱気の中では人々の思考法も別のルートをたどるのかな、と昔々バンコクに言ったときのことを思い出したり。

一昨日、初雪。例年より5日も早く。昨日は人に会う約束があって風邪を薬で押し付けて外出。本日は夕方、眠りの森の美女のバレエ鑑賞の予定が入っている。咳き込まないようにいっぱい雨を用意していかないと。

2012年10月26日 (金)

いろいろ(350)「贖罪」

湊かなえ「贖罪」を読んだ。田舎町の夏休み。校庭で都会から来たエミリと遊んでいた4人の女の子。エミリはヘンなおじさんにプールに連れられていき暴行されて死んでしまう。エミリの母親は4人の女の子を糾弾し、償いをしなければ呪ってやると宣言。そしてその通りに4人は次々と悲劇的な人生の中で殺人を余儀なくされていく。。

うーん。ミステリーというよりはホラーだ、と解説にもあるんだけれど、ちょっと気持ち悪い小説。一回読んだだけじゃ、納得させられないしねぇ。。最後の謎解きがちょっとコジツケっぽい気がするし。でも一つ一つの話はそれだけを取り出せば、迫力あるし。

小学校時代のエピソードを断片的に思い出すことがある。ある日、突然。夏の草いきれも。冬枯れの公園で遊ぶのも好きだった。あの感覚は世代を超えて共感を生めるものなのだろうか?学校という特殊な環境はまた国境を越える共通体験になるのだろうか?。。なんていうことを考えたりする風邪引きの夜。

2012年10月24日 (水)

いろいろ(349)「BT63」

池井戸潤「BT63」を読んだ。BTというのはボンネットトラックの略。昔走ってた鼻が前に出ているタイプのトラックで、運送会社で呪いの車と呼ばれた21号車の謎解き。主人公は精神疾患で仕事も妻も家も失って実家に戻っているところ、押入れの中から出てきた父(もう亡くなっている)が昔勤めていた運送会社で着ていたというきらびやかな制服に出会い、それを着てみると過去に戻って父の様子が見える。。

面白かったけれど、ちょっと冗長かも。BT21の運転手がスプラッタのごとくドンドン死んでいくし。過去が見える、過去に干渉できる、というのは、まだ2回目攻略中のゲーム「ランジアント・ヒストリア」にも似て。

家人のひどい風邪ウィルスに負けそうになっているところ。あれだけ家中にばら撒かれると毎朝のレモン入り野菜ジュースの力も対抗できなくなっているみたい。このところどんどん寒くなってきてるしね。今日も一日めいっぱいの予定なんだけど、夕方のセミナーはスキップするべきかなぁ。。でるかでないかでどのくらい服に力を入れるかが違ってきちゃうんだけどなぁ。。

2012年10月22日 (月)

いろいろ(348)「アリアドネの弾丸」

海棠尊「アリアドネの弾丸」を読んだ。警察と医療の対決。最新型MRIコロンブス(磁力で人間を輪切りにして解析する装置)で目を打ち抜かれて死んでいた元警視庁幹部と昏睡して倒れていた病院長。彼の手には硝煙反応が!72時間の猶予のうちに病院長が犯人ではないということをMRIの解析から証明しなければならない。というのでちょっとその謎解きを追うのがめんどっちい感じがしたなぁ。

今までの海棠作品を読んでないと登場人物の面白さが分からないし。アリアドネというのはギリシャ神話の女神で英雄が迷宮から脱出するのを助けたのだとか。本作では頭蓋に残った弾丸の図が解決の鍵となったという意味。

この本の次が最終作「ケルベロスの肖像」なのだそうだけど、単行本、注文しようかなぁ。。文庫本になるまで待った方が良いかなぁ。4000円の送料をかけて取り寄せても読むのは一瞬だしなぁ。。

先週仕事がめちゃくちゃ大変だったので、その反動でこの終末は思いっきり読書してしまった。もっとちびちび読まないとまた読む本がなくなっちゃうな。。

2012年10月21日 (日)

いろいろ(347)「光媒の花」

道夫秀介「光媒の花」を読んだ。6つのそれぞれ独立した短編なのだけれど、前の短編に出てきた人が次の短編の主人公になっていて、6番目の短編には一番最初の人が脇役で出てくるという連作。角田光代なんかもよく採用している形式。流行っているのかな?

どのエピソードもまあいうなればちょっとずつ不幸な人たち。妹にいたずらしようとしたホームレスめがけて、コンクリートの塊を投げ下ろす小学生の兄。次の短編ではコンクリート塊は当たらなくてホームレス仲間が拾いなおして殺した、という記述があって、さらに最後の短編で彼が自首したという兄の言葉がさりげなく挟まっていたりして、全体を一気に読むと面白さが増す感じ。

並行して読んでた日本からの定期購読雑誌は、高齢者男性用雑誌(サライ)も中年女性用雑誌(クロワッサン)もスマホ特集。解説があればあるほどどれを買ったらよいのか分からなくなる。ま、そーゆー雑誌だからタイアップの広告がいっぱいあるからだけど。一般中年用雑誌(文藝春秋)には「フェイスブックはあと数年でなくなる」という記事が載ってて、あー、始めなくてよかった、と思いながら読んだ。別に数年先を見越して開始を控えなくても良いのだけれどね。

それにしてもうんざりな雨続きの毎日。今日は買出しに行かないと冷蔵庫がすっからかんなのに。。

いろいろ(346)「神様のカルテ」&「神様のカルテ2」

夏川草介「神様のカルテ」&「神様のカルテ2」を読んだ。お医者さんって多分日々がドラマというか人間の生死にかかわる状況にあるから、文学者になれる素質があるのかな?特に続刊の方は本物の小説家みたいな筆致に思えた。タイトルも良いですね。

信州の病院に勤める内科医である栗原医師の壮絶なる医療の日常と、全然生活感のないカメラマンの妻、旅館を改造したアパートに一緒に住む画家とか大学生とか。第一巻の方はオフザケの要素が多いのだけど(小説コンテストへの応募作品だったのだとか)、続刊の方は大いにまじめ。泪も誘われます。

この本sも最近流行の漫画風の表紙。私の次の本(2月20日発売予定)も漫画家によるイラストになるのだとか。楽しみですわん♪

2012年10月14日 (日)

いろいろ(345)「北欧の昔話」

福井伸子・湯沢朱美、編訳「北欧の昔話」を読んだ。スウェーデンの昔話としては、ベッドのマットレスの間に豆が挟まってたので眠れなかったお姫様の話なんかがあるけど、本著に収録してあるのは、知らない物語ばかりだった。「木のまたアンティ」(フィンランド)なんかは名前はきいたことがあるかも?

概して素朴で泥臭い感じ。でも狐と鳥のばかしあいとか、貧しい家の息子がとんちをきかせて上手く立ち回って王女と結婚するとか、どっかできいたパターンも多い。まあトロルがでてくるものがあるのが北欧的かも。
サーガとかカレワラとか大人の昔話の宝庫の北欧なのに、子どもの物語にあまり大したものがないというのも不思議。おとなのは「詩」だからなのかしらね?

いろいろ(344)「流星の絆」

東野圭吾「流星の絆」を読んだ。両親に内緒で流星を見に行った兄二人と妹。家に帰ってみると両親が殺されていて。洋食屋をやっていた両親のハヤシライスの味を盗んだやつが犯人?兄弟妹は詐欺師として生活していたが、事件の時効間近に犯人が見つかった!という展開なんだけど、最後の数ページの謎解きはやはり「禁じ手」だと思う。絶対納得できないわ、私。○○が犯人だなんて。。ま、読み応えはありますが。

本日は「起業展」を観てきた。お役所のほかにはコンサルタント会社とか、Webのお手伝いします、とか。1分でロゴができる、っていうサービスは面白く使ってみても良いかな、と思ったけど、ホームページをブログ作成のように作れる、っていうのが何社か展示されてて、月極料金制なのでちょっと考えちゃうなぁ。でも多分そういう時代になったんだろうなぁ。

2012年10月 9日 (火)

いろいろ(343)「トーマの心臓」

萩尾望都「トーマの心臓」を読んだ(文庫本の漫画)。国際図書館の日本語の児童書コーナーにあったの。萩尾望都作品は結構読んでいて、ほとんどみんな好きなのだけど、これは、あまり気に入らなかった。まあ、随分初期の作品で、絵もあまり彼女らしくない、昔の少女マンガっぽいし。外国のギムナジウムの少年愛っていうテーマが新鮮だったのかな、当時は?

国際図書館では日本書の貸出率が高いので、本の購入費も他の言語に比べて多くもらえるのだときいたことがあるのだけれど、確かに昨日は私が借りに行ったときには日本人女性が私も含めて4人もいて(そのうちの一人はお勉強に来てたみたいだけど)、主として児童書をいっぱい借りてましたわ。子どもに読み聞かせするのね、きっと。

山中教授のノーベル賞受賞、こちらのメディアではそれほど大きくは取り上げられてないけど、多分日本ではそればっかりの報道なんでしょうね。これで、村上春樹まで受賞ということになったら、めっちゃくちゃいっぱい報道陣がやってくるのだろうなぁ。ま、それほど直接の影響は無いだろうけど。

2012年10月 7日 (日)

いろいろ(342)「幻夜」

東野圭吾「幻夜」を読んだ。金属加工工場が立ち行かなくなって自殺してしまった父親の通夜を行っているときに阪神大震災に見舞われた主人公、雅也は借金の取立てに来ていた叔父(瓦礫の下敷きになっていてもがいていた)の頭を瓦礫で割って殺してしまう。それを目撃していた美人(美冬)と一緒に数日避難所生活を送った後、彼らは東京に出る。美冬が人生の成功を重ねていくために、雅也は金属加工の技術を使って、犯罪をサポートしていく。

かなり分厚い小説で、暗いトーンのままどんどんエキセントリックな展開になっていく。整形手術を繰り返す美冬が本当に彼女自身なのかどうか(他人のアイデンティーティーを盗んだのか)は明らかにされない。というわけで最大の疑問の答を出さずにちゃんとオチがつけられる、っていうのはさすが東野さん。

明日また国際図書館で小説を探してみようっと♪でも、10月は思いのほかスケジュールが詰まってきてしまっているので、あまりたくさん借りない方が良いかな?

ラジオ体操&カーヴィーダンス、効いてる感じはあるけど、今のところ体重には変化無し。でもスカートが前より、はきやすくなっているような気がするのでウエスト&オナカはしまってるのでは♪

2012年10月 4日 (木)

いろいろ(341)ラジオ体操とカーヴィーダンス

ラジオ体操ってかなり優れものじゃないかとずっと思っていた。で、日本に行くたびにDVDとかCDを探していたのだけれど、お店では「・・ウチにはありません(なんだこのヘンな人は?)・・」といわれるだけだったので、今回Amazonで取り寄せることにした。どうせならちゃんと画像入りが良いと思って探したんだけど、「座っても(立っても)できるラジオ体操」というのをTV体操として編集したものしかなくて、ま、それでもいっかと早速注文。

一枚だけ注文して送料が3倍以上かかるのもちょっとアレなので、セクシーなダンスで痩せるという「カーヴィーダンス」というのもついでにゲット。1週間で6cmウエストが減った例もあるのだとか。むふふ、でございますわね♪

で、朝にラジオ体操を夕方にカーヴィーダンスをしようと思って、それぞれ半分くらいまで観たんだけど。。ラジオ体操の方は昔散々やったから問題は無いはずなれど、昔は楽に床に手が付いたのに、今はOut  of Questionの状態になっている。。ここ数年で脚が極端に伸びたのかもしれないけど。。

カーヴィーの方は、ナイスバディのインストラクター(樫木裕美さん)が腰をくねくねダンス。驚くほどにくびれができるのだそうだけれど、私の場合はそれ以前の問題だと思ったりする。。

ま、多分、継続することに意義があると思うので、当分続けてみようかと思う。

2012年10月 2日 (火)

いろいろ(340)「廃墟に乞う」&「3・11後を生きるきみたちへ」

佐々木譲「廃墟に乞う」と、たくきよしみつ「3・11後を生きるきみたちへ」を読んだ。「廃墟・・」は殺人事件の精神的後遺症で休職を余儀なくされている刑事がプライベート・ベースで別の殺人事件の解決のヘルプを頼まれるという短編集。北海道が舞台で、破産状態の夕張市(の隣の町)が出てきたり、漁師の特殊な刃物が事件の謎を解く鍵だったり、「地方性」が活かされている感じも。文章は上手いけれど、殺人事件の解決を短編で扱うというのは、(「謎解きは・・」もそうだったけど)ちょっと焦りすぎの展開にならざるを得ない気がする。独立した短編の集まりなんだけど、段々休職の期間が長くなってて、復帰が暗示される最後の短編で、なんで休職をせざるを得なかったかというトラウマの説明もあるので、全部一気に読むとより面白いかも。

「3・11・・」は原発事故を福島で迎えた音楽家・小説家の「告発本」。岩波ジュニア新書の一冊で、よくこんな赤裸々な原発批判を(しかもティーン向けに)出版したなぁ、と出版社に感心。原発マネーの説明、エントロピー増大の法則(ごみがいっぱい出るということ)の説明などがわかりやすく書いてあって実にためになりますです。「自分で判断せよ」というのはまだしも「自然に回帰せよ」という結論が、果たして日本の10代の若者に適当かどうか、ほんのちょっと疑問は残るけど、読むべき本であります。

2012年10月 1日 (月)

いろいろ(339)「謎解きはディナーのあとで」

東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」を読んだ。新聞評なんかでかなり得点が高かったから期待していたのだけど、あまりにもオフザケに過ぎる感じがして気に入らなかった。謎自体は結構本格的(?)だと思えるのだけど。主人公というか脇役というか、30代の執事っていうのがありえないし。。お嬢様が刑事っていうのもそんなのあり?と思っちゃうし。お嬢様刑事の上司がお坊ちゃまだっていう設定も別にそこまでしなくても?と感じるし。

日本で単行本を見たときにどうしようか迷ったのだけど買わなくて良かったわ。今回読んだのは国際図書館で借りてきたもの。

そろそろ翻訳でも始めようかと思ったりもするけど、歴史を作る物語「ラジアント・ヒストリア」がそろそろ終盤だから、片付けてしまおうっと。

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