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2012年10月21日 (日)

いろいろ(346)「神様のカルテ」&「神様のカルテ2」

夏川草介「神様のカルテ」&「神様のカルテ2」を読んだ。お医者さんって多分日々がドラマというか人間の生死にかかわる状況にあるから、文学者になれる素質があるのかな?特に続刊の方は本物の小説家みたいな筆致に思えた。タイトルも良いですね。

信州の病院に勤める内科医である栗原医師の壮絶なる医療の日常と、全然生活感のないカメラマンの妻、旅館を改造したアパートに一緒に住む画家とか大学生とか。第一巻の方はオフザケの要素が多いのだけど(小説コンテストへの応募作品だったのだとか)、続刊の方は大いにまじめ。泪も誘われます。

この本sも最近流行の漫画風の表紙。私の次の本(2月20日発売予定)も漫画家によるイラストになるのだとか。楽しみですわん♪

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コメント

もう30年以上前、入社早々に3カ月ほど入院したことがありました。回診の時だったか、そこの医長が書いた本を看護師長がPRしていて、入院中には歩きまわって体力を維持する以外特にやることもなかったので(^^;)、買ってみたことがあります。

この中にも、「日焼けして元気な患者を診る疲れた医者」(専門が消化器系、特に肝臓なので、患者には目立った症状が出ない)という表現がありました。医療(に限らずどこも)現場は壮絶なところがありますね。

「神様のカルテ」にも、当直を挟む連続勤務で30時間以上寝ていないとか、「内科医」というバッジをつけて救急医療をしていると内科以外の患者さんが不安になるかもしれないから「救急医」というバッジに付け替えるとか、多分現場で実際に起こっているのだろうな、という描写がそこここにありました。
海棠猛作品のように現場の窮状を告発してやろう、というのではない(と思う)けれど、小説に現場の描写が入ればそれだけでも凄惨な毎日がうかがわれてしまいますね。

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