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2012年9月

2012年9月30日 (日)

いろいろ(338)「県庁おもてなし課」

有川浩「県庁おもてなし課」を読んだ。(有川浩って男性だとずっと思っていたのに女性だったのね。。)実在する高知県の観光振興部「おもてなし課」を舞台に、観光素材溢れる高知県、売り出し方を良く知らない高知県人、新しいことを受け入れられないお役人感覚、などを県庁のお役人を主人公に綴っていく物語。有川さん自身が「観光特使」を頼まれたのにその後なんの音沙汰も無いのに呆れた経験から始まったのだとか。それにしてもお役人精神批判満載なのに、こんな小説(もともとは高知新聞の連載だったとか)の出版OKするなんていうのもちょっと面白いですね<高知県

高知県は西原理恵子とか宮尾登美子の出身県でなんとなく関心はあるんだけど、なかなか行きにくいところですね。ま、四国全体がそんな感じではあるのだけど。次回旅行計画に組み込んでみようかしら?なんて金欠病状態なのに思ったりして。

2012年9月26日 (水)

いろいろ(337)「セレンディピティと近代医学」

モートン・マイヤーズ著(小林力訳)「セレンディピティと近代医学」を読んだ。セレディピティというのは、本来探しているものとは別の、価値あるものを見つけ出すこと、またその能力、だそう。以前、癒し系の田中さんがノーベル賞受賞したときも、ちょっとした手違いが新発見につながった、といっていたのではなかったでしたっけ?

医学の分野では、ペニシリンとかピロリ菌とかもろもろの画期的な発見が、つい置き忘れたシャーレの中から見つかったりしてきたらしい。少なくとも最近までは。最近は独創的な研究がしにくい状態になってるのだそうだけど。

原題はHappy Accidents - Serendipity in Medical Breakthroughts で、日本語タイトルもそのまま「幸運な事故」でも良かったんじゃないかと思うけど。訳文もかなり読みやすいけれど、多分、オリジナルも医学用語をある程度知っていればかなり面白そう。たとえば訳文でもこんな感じ。
「ある人々は切手を集める。コインが好きな人もいる。美術品を集める人もいる。シカゴ大医学部の外科教授チャールズ・ハギンスは、イヌの前立腺液を集めていた。」。。。。

医学における偶然の発見を医学の中のいろんな分野で綴ってるんだけど、薬、化学療法というのは色素研究から始まったとか、医学の歴史の知識も増えてとても面白かった。

本ではまったく触れられてないんだけど、医学についての本だからちょっと思いをめぐらせてみる。で、医学をとことん追求していくと、どっかで自己矛盾を起こしてしまうんじゃないかな?とぼんやり思ったり。ほら、昔は「不老不死」が目標だったじゃない?それが、今では「死なない」だけだったら可能になっちゃったりしてるような?管だらけだとしてもさ。人間の動物的な宿命が子孫を残すことであるとすると、代理母や人工授精が可能になるということ、ひいては、幹細胞からいろんな臓器が作れて、そのうちクローンも作れるということになったら、どこで「線引き」するかは多分医学の問題ではなくなってしまうのでは?

ま、久しぶりに小説以外の本を読んだので、いろいろ考えてしまいましたわ。

2012年9月19日 (水)

いろいろ(336)「6TEEN」&「使ってみたい武士の日本語」

石田衣良「6TEEN」と野火迅「使ってみたい武士の日本語」を読んだ。「シックスティーン」は「4TEEN」の続編。でも前作の方がずっと良かった。16歳のオトコノコ達はなんかなにもかも中途半端な気がして。もんじゃ焼きが重要なファクターになってるんだけど、食べてみたいなぁ。。お好み焼きよりきっとぱりぱりしていて美味しいんだろうなぁ。。

「武士の日本語」は「それは重畳」とか「裂帛の気合」とか、ちょっとカッコイイ侍言葉を、池波正太郎とか藤沢周平の小説の中から集めて解説したもの。ちょっと他人のふんどし的な感じもするけど、ま、知っていて損はないですね。
「御尊顔を拝し奉り恐悦至極に存知まする」っていうのは、昔々、独眼流正宗のTVで覚えたんだけど、最近メールにも使ったりして♪

3週間ぶりに美容院とマッサージに行って気分爽快♪
さー、次のプロジェクトを考えよう。あ、その前に正しい歴史を作るゲームで世界を救わないと。

2012年9月16日 (日)

いろいろ(335)「向日葵の咲かない夏」&「大きな約束」

道夫秀介「向日葵の咲かない夏」と椎名誠「大きな約束」を読んだ。「向日葵・・」は、何が起こったのかという想像へ導くカギが二転三転していくのが、車酔いのような気持ち悪さを与える奇妙な小説。クラスメイトのS君の首吊り自殺、妹ばかり可愛がる主人公の母親、蜘蛛に生まれ変わったS君、ヘンな趣味を持つ担任教師、口に石鹸を入れられて後脚を折られる犬猫の死体。救いが無いぞ。。

「大きな約束」は「私小説」と銘打っているのだけど、私生活エッセイじゃん?相変わらずシーナマコトは旅を続けていて、その間にサンフランシスコに住む3歳の孫と電話で話す、という毎日。ま、ずっと変わらないのだから、読まなくても良かったかも。

期待していなかった中古ゲームのうちの一本が結構遊べることに気付いた昨日。人生の選択に間違ったときにそこまで戻って歴史を変えられるというのがミソなんだけど、戻ってまた歴史をやり直すのに時間がかかるのが難点。自分の人生の選択のやり直しがきくのならやり直すかな?体力が要りそうだな。。

2012年9月14日 (金)

いろいろ(334)「プラチナデータ」&「一枚のハガキ」

次は、東野圭吾「プラチナデータ」と新藤兼人(&鈴木詠崇)「一枚のハガキ」。「プラチナデータ」は国民の遺伝子情報から犯人を特定する捜査システムを作った天才少女とその兄が殺害される事件と、システム拡大の一端を担った二重人格者がその犯人と目されるもう一人の自分を追いかける話。タイトルに込められた謎解きのカギが最後まで想像できなかったのでかなりどきどきしながら読めましたわ。それにしてもDNAをもとに似顔絵までできちゃう、っていうのは、そのうちありそうで怖いですね。英国で見つかったリチャード何世(と思われる)の骨が、彼の姉(だったかな?)の子孫(現在も生きてる50代の人だって)のDNAと比較され、リチャード王かどうか判定されるというニュースを昨日読んだとこだし。

スウェ国ではソマリアからの難民受け入れの際、DNAをパスポート代わりに使う(彼らには書類が無いから)ことを決定してて、ちょっと嫌な感じがしてたところでした。究極のIDとしてのDNA鑑定の可能性は小説より先に現実になっているような?

「一枚のハガキ」は映画から作った小説だそう。戦争末期にくじ運が強かったために生き残った元二等兵が、籤運悪く先に死んでしまった戦友の妻のハガキを彼との約束で妻の元へ返しにいくという物語。それにしても映画の元になった台本を書いた人はいなかったのかしら?「映画から作った小説」というのがいまいち理解できないけど。

時差を感じる暇もなく日常に復帰してしまったけど、週末は続けて本を読みたい気もする金曜日。

2012年9月13日 (木)

いろいろ(333)「あるキング」&「ロング・ロング・アゴー」

続いて井坂幸太郎「あるキング」と重松清「ロング・ロング・アゴー」。「あるキング」は弱小球団「仙醍キングス」の地元である仙醍市に住む山田夫妻の息子、王求(おうく)君が超人的な訓練の末、すごい野球選手になるのだけど、そのすごさのために殺されてしまう話。ばかばかしさ加減が絶妙で面白いのだけど、「君の命はあと2年」というような予告が多いところが興ざめ。

「ロング・ロング・アゴー」は不運に見舞われる、こんなはずじゃなかった人生に訪れる小さな再会物語。重松ワールド全開。彼の描く日常世界は「三丁目の夕日」よりは数十年後のはずなんだけど、なんとなくあの頃の懐かしさも滲ませて。

ちゃんとした小説は面白いですわん♪

2012年9月12日 (水)

いろいろ(332)「生きる悪知恵」&「この世で一番大事なカネの話」

無事スウェ国帰国。ヒコーキの中、映画も面白くなかったのでずっと本を読んでいた。ビジネスクラスに詰め込まれた人々はとってもおとなしく乗務員の無言の指示(灯りが消される)通りに眠るのだけど、日本に向かうときには夜中だからまだ分かるけど、日本から発つ便は日本の午後&ヨーロッパの午前だよ?。。というわけでひとりで読書三昧。

で、西原理恵子の「生きる悪知恵」と「この世で一番大事なカネの話」。生きる悪知恵には「正しくないけど役に立つ60のヒント」という副題が付いてる。人生相談なんだけど、回答が面白い。私は結構人生相談を読むのが好きなんだけど、このサイバラの回答はかなりマトモだと思うぞ。

たとえば、「全社員にTOEIC受験が義務付けられたけど英語は超苦手。。」という相談の答は「フィリピンパブへ行け」。「義母からの早く子どもをというプレッシャーが辛い。。」という相談の答は「そのうち死ぬから放っておけ」。実に明快で宜しいですなぁ。

「この世で・・」の方は、貧乏から這い上がって成功した彼女の半生をカネに焦点を絞ってたどるもの。ほんとの話(多分)が作り物のように面白いんだけど?はちゃめちゃやっているようでいて、彼女はちゃんと筋が通っているのが良いですね。あの絵で美大卒っていうのも不思議なんだけど。彼女自身がよく言われると書いているけど、あの絵で下書きするっていうのも不思議。

ま、特に「カネ」の方は高校生か大学生が読むと良いと思いますわ。

2012年9月 9日 (日)

いろいろ(331)日本滞在記3

日本滞在もあとわずか。土曜日の電車の中で人々観察。みんなが力を入れてヘンな格好をしている。男の子は半ズボンにゴム草履。女の子はワンピースの下に黒いスパッツをはいて、ローマ時代のようなサンダルにテニス靴用のようなサイズの短いナイロン・ソックスを合わせるのがトレンド?おばさんも去年見た腕カバーとかショールとかを合わせて、、素敵じゃないよぉ。。

昨日はちょっと浮気をして宇治金時ではなく苺フラッペを食べてみたんだけど、宇治金時の方が良かった。

四川風鶏のから揚げをごちそうになった。めっちゃ美味だった<芝蘭という高級中華料理

日本で食べたいものリスト、最初の唐揚げをクリアするのに数日かかってしまったので全部制覇するのはとても無理になってしまった。ま、楽しみはとっておいた方がよいのかも。
#新宿何とか横町の焼きそばとか

それにしても毎日30℃以上だった。着られるワンピースは2着しかなかったので毎日洗濯。ホテルにコインランドリーがあって良かった。

さー、本日は最後の会食。その前にちょっと時間があるので「プロメテウス」でも見ようかしらと思う日曜日。

2012年9月 7日 (金)

いろいろ(330)日本滞在記2

公式日程終了。あとは会食とショッピングなのだけど、思ったような買い物ができない。。ツ○ヤからゲームソフトが消えてるし、ヨ○バシカメラのゲーム売り場は「え?閉店するつもり?」といぶかるほどモノがない。紀○国屋書店のコミックや文庫本売り場も寒しい限り。どうしちゃったのだろう?

これはもう、アレですね。「買ってやるぞと勇ましく~」という鼻息に商品が恐れをなして隠れてしまったのでしょうね。こういう時の対処法は「あたくし、あなたなんかに関心なくてよ」とツレナイ気分を醸し出すと、商品が恐る恐る出現してくるという性質を利用することね。

「日本に行ったら食べたいものリスト」にはあげていなかったのだけど、暑いので「氷宇治金時」をいっぱい食べました。今のところあまりハズレはなかったです。

それにしても充電器まで持ってきたのに、まだ一枚も写真撮ってない。素晴らしい被写体にも遭遇しないしなぁ。。

2012年9月 3日 (月)

いろいろ(329)日本滞在記1

雷雨降臨中。その分暑さが弱まるけど。暑いのは暑いけどそよ風程度の風はあるので思ったよりは凌ぎやすく。ただ、火曜くらいからまた35℃に上がるそうな。9月だよぉぉ。
#岩手県で蝉の唄が聞こえてきて感激<北欧には蝉はいない

暑いので長く歩く気力が失せて、日本に行ったら食べに行こうとリストを作っていた餃子屋さんやヤキソバ屋さんにはまだいけていない。いつものスーパーでお弁当や惣菜を買って夕食とするのだけど、あまりバラエティーがありませんねぇ。スーパーに入っている有名トンカツ屋さんの鶏唐揚げは美味だった♪

TVでは国営放送が夜のゴールデンタイムに毎日「災害特集」をやっていて、これはもう「そういう事態」が差し迫っていて必死に国民啓蒙活動をしているのだろうと心配する。歌番組に出てくる見知らぬ若者達はどんな曲でも皆同じに見える。

明日からお仕事モードで前半終了するまで漫画やゲーム探しは控えている。我ながら健気ですわ。

それにしても服装計画不備により仕事服がない。。ま、皆さん、それほど大したお洋服着ている感じもないんだけどね、電車の中なんかでは。

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