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2012年6月 6日 (水)

いろいろ(305)「ミラクル」&「神々の乱心」

辻仁成「ミラクル」と松本清張「神々の乱心」を読んだ。「ミラクル」はフランスのアニメ映画のようなメルヘンそのものという短い話(亡くなった母を求める男の子のエピソード)だけど、望月通陽のイラストが絶品。元々、辻が望月の病気の妻のために書いたものなのだとか。

「神々の乱心」は清張の絶筆の未完作品。昭和8年~10年ころの日本と満州、阿片と新興宗教、家族と宮中、なんていういろんな糸が絡み合って面白い。ほとんど終わるところまで間に合ったので未完であるのも却って効果的かも。ただやっぱり何度も繰り返し前のことを説明するのがちょっと鼻に付く気もする。連載小説だったから仕方が無いのかもしれないけど。新興宗教や宮中の話って結構現在世間を騒がせていて絶妙のタイミングで読んだからことさらにそう思うのかもしれないけど、松本清張ってちゃんと取材しててすごいなと思う。

まだ花粉が飛んでてくしゃみが出て脳細胞の機能が低下している気がする一日だった。

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