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2012年5月20日 (日)

いろいろ(297)「カカシの夏休み」&「猫を抱いて象と泳ぐ」

重松清「カカシの夏休み」と小川洋子「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだ。「カカシ~」は3編の中編集。ダム底に沈んだ村が渇水で出現するのを見に行こうと思う中年のクラスメート達の話(カカシの夏休み)。熱血先生を演じるライオン先生は実は禿だった(ライオン先生)。自殺したクラスメートからの電話を邪険にきってしまったただのクラスメートが彼の自殺の原因と糾弾される「未来」など。ちょっと重めだけれどいつもの重松作品。

「猫~」は美しく、不条理な小川ワールド健在、と感じられる小説で、チェスの話。天才は11歳の少年の体をもち、チェス・ロボットを作動する。

私はやっぱりチェスよりは将棋の方が好きだけど。チェスと将棋ってなんであんなに似てるのかしら?どっちかがもう片方のオリジナルなんでしょうね、きっと。

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コメント

チェスと将棋については、共通の親を持つので似ている、という可能性もありますね。日本語の閼伽(仏教の用語で水)と英語のaquaは音が似ていて意味が同じですが、これはインド起源の言葉が東と西に向かって流れた結果なんだそうです。

そういえば中国将棋もありましたね。あっちが先かも?上記「猫~」では、ルーク(塔、香車に相当)が謎の老女の性格を象徴する役目を担っています。主人公はビショップ(僧、元々は象、角に相当)、脇役はポーン(兵、歩に相当)とそれぞれにイメージが。チェスを知らないとちょっとストーリーの面白みが半減するかも。。

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