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2012年5月13日 (日)

いろいろ(293)「女神記」&「正しいパンツのたたみ方」

桐野夏生「女神記」と南野忠晴「正しいパンツのたたみ方」を読んだ。「女神記」は古事記に則った(といっても解釈は桐野流)イザナギ・イザナミの神々に沖縄諸島の最東端の小島の巫女の運命を絡めた話。男神は不死で女神が死ぬという設定は昔からちょっと不公平だと思ったし、死んだ妻を黄泉の国に迎えに行き、見るなと言われたのに腐った姿を見て逃げ帰った、というのも「をいをい、あんた、神だったら後でどうにかできただろうに、、」とツッコミを入れたくなる設定は、昔の日本の誰が考えたのでせうね?救いの無い結末もまた桐野流。

「正しいパンツの~」は高校の家庭科の先生(英語教師だったのに途中で方向転換したのだそう)が高校生向けに書いた本。洗濯当番の後、妻のパンティを上手くたためない夫のエピソードから、家庭科とは何か、ということを説くのだけれど、パンツのたたみ方に正解は無いのだからこれはちょっと詐欺っぽい導入。でも家庭科の必要性を大人も子どもも理解していない、という状況を実際の授業の様子を通じてまじめに論じた本で好感が持てる。

私は20代後半で留学するまで親掛かりで、それこそパンツも洗ってもらってたし、食事も作ってもらってたし。料理や掃除の基礎がなかったからその後の生活では無駄が多いですね。今でも料理好きの人だったらまったく苦にしないだろうと思うような些細な手順がめんどくさいし。

昔、友人が一時期暮らしていた学生寮に遊びに行ったときに、パンティストッキングのたたみ方を教示してもらったけど(脚先を折りたたんでいき最後にいわゆるパンティ部分でくるむと引っ掛けて伝染することが少ない、というんだけど)、そんな手間かけなくても、、とそのときも思ったし、今でも、たたまずにくるくるまとめておくだけというずぼらさで済んじゃうのよねぇ。でもきっとそんな一手間があるかないかでなにか別のところに違いが現れてくるのだろうな。

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