フォト
無料ブログはココログ

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012年2月27日 (月)

いろいろ(256)「神の子どもたちはみな踊る」

村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」を読んだ。前に読んだことがあるかな?と借りるときにちょっと躊躇したのだけれど、どの短編も覚えがなかったから読んだだことがなかったのだろう。

どの短編も村上ワールドの不条理小説なのだけど神戸地震がきっかけになっているようで、なんで地震がこういう展開になるわけ?と首をひねることも多かったけど。

「タイランド」という短編が森瑤子風で良かった。主人公は学会でタイに行った女医さん。学会の後1週間の休暇を万国の北の方で一人で過ごす。ノルウェー人に33年間仕えていたというタイ人の運転手が人の来ないプールに連れて行ってくれる。最後に彼がスラムのようなところに花序のを連れてゆき、タイ人のおばあさんが「貴女は大きな石を抱えている。やがて夢の中で石を食べてくれる大きな緑色の蛇が出てくるからそれを逃がさぬように」と予言する。死を迎える準備のために彼女は人生のしこりを綺麗にする必要があるのだった。

死を迎える準備、というのは昨日読んだ「赤朽葉家の伝説」の中にも出てきていた。でもあれは死ぬ一日前のお片づけでちょっと意味が違うかもしれないけど。「人生、まとめに入る」というきっかけはいつ来るのだろう?病気や災害があると考えるきっかけにはなると思うけれど。

2012年2月26日 (日)

いろいろ(255)「赤朽葉家の伝説」

桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」を読んだ。なんかちょっと奇妙な話だけど、読後感は悪くない。予知能力のある山の民の「万葉」が突然旧家の嫁になるのだけど、彼女から三代にわたる赤朽葉家の女達の物語。そもそも「赤朽葉家」っていうネーミングがすごすぎる。。

主人公の「万葉」は、上橋菜穂子の世界に出てくる人々にも少し似た感じ。実際に「サンカ」と呼ばれる人たちがいるとかいないとか?

スウェ国では23日に生まれたプリンセスに話題集中。「エステル」という名前が妥当かどうかについて論議かまびすしく。歴史家は批判する(スウェーデン王室の伝統にはない名だと)けどエキゾチックで良いのでは?

上記の赤朽葉家では、万葉の子は「泪、毛毬、鞄、孤独」と名づけられちゃうのです。これもすごすぎ。

でも、なんとなく、もうちょっと他のも読んでみたいと思う桜庭一樹。

2012年2月22日 (水)

いろいろ(254)パドドゥの納得

バレエ漫画が好き。バレエそのものを鑑賞するのも好きだけど。「スワン」とか「舞姫テレプシコーラ」とか「ドゥ・ダ・ダンシン」とか、もう何百回と読んでるんだけど、毎回いろいろ発見があるのが我ながら不思議。

今朝の発見は「パ・ド・ドゥ」の意味。「パ」というのがいわゆる「ステップ」で、「ド」っていうのがつなぎの言葉で、「ドゥ」っていうのが2という意味は昔から知ってた。フランス語ができない私だってそのくらいは。でもって「パドドゥ」っていうのがペアで踊ること、っていうのも解説が無くたって漫画を読んでれば分かってた。で、今朝、それがつながったんですよ~。ヘレンケラーのウォーター状態ですわっ。

こんな興奮は、昔々電車で新宿を通過するときに大ガード上に出ていたキャバレー「クインビー」の看板をぼんやり見ていて「あっ、クインビーとは女王蜂のことかっ」と理解したとき以来ですわっ。(クインビー・チェーンはもうずっと前になくなっちゃたみたいですね。一度も行ったことなかったけど。ま、女学生が-客として-行くところではなかっただろうけど)

漫画のセリフとか一場面がまったく関係ないときにポッと頭の中に浮かぶことも多い。決め台詞に関しては「エースを狙え!」なんかがバイブルでしたね、、(遠い目)。同じ作者の「七つのエルドラド」は未完のままだけど多分もう続きを描く体力はないだろうな>山本美鈴さん。続きを描き続けて48巻が今週発売になるのは「ガラスの仮面」(美内すずえ)。アマゾンで取り寄せようかどうか思案中。ま、新たなる発見があるかもしれないしね。

いろいろ(253)「三十光年の星たち」

宮本輝「三十光年の星たち」を読んだ。先日読んだ「にぎやかな天地」同様、薀蓄を傾けすぎる箇所はあるけど、登場人物(とくに脇役達)が魅力的で面白く読めた。なにをやても続かない30歳の主人公がある日突然金貸しのおじいさんに見込まれるというお話で、これも京都が舞台。京都弁は風情があって良いですね。

ただなんとなく宮本輝、体力が落ちていて、ひいこら言いながら書いている感じを受けてしまう。もともと書きなぐるタイプの作家ではなかったけれど。

30年後に自分はどうなっているのだろうか、というような意味をこめた題。30年後には多分私は存在していないだろうなぁ、と思うと、今もっと意義深いことを為すべきなんじゃないかと反省したり、もっと生き急いだほうがいいのかも、と思ったり。

原稿を書いてしまおうか、シドとチョコボの時忘れダンジョンをやっつけてしまおうか、30光年の未来にとって意味があるのはどちらでせう?

2012年2月20日 (月)

いろいろ(252)時差ぼけ1週間

今回は日本に着いても日本から戻っても時差ぼけがひどかった。たいていはほとんど1日で転換するのに、1週間もかかってしまった。行く前から&帰った後でもずっと風邪気味だったからかもしれないけど。特に一昨日&昨日はもう起きているときはゾンビのように徘徊し、あとはずっと布団の中ですごして一歩も外に出なかった。おかげでようやく体内時間が転換したようだけど。

日本でMP3を落としてしまった。多分電車の中で降りようとするときにバッグの中からポロっとこぼれたのだと思う。でも、なんとお財布を落とす事件もあったので(スーパーで買い物をしようとして支払いのときにお財布が無くて真っ青になり、そうだランチのトンカツやさんだ!と気づいて走って戻ったらレジの奥にキープしてくれていた。支払った後で手前のベンチに財布とバッグを置いてコートを着たときにバッグだけ持って出たらしい。次のお客さんに感謝)MP3ぐらいなにさ、という気分でこっちに戻ってきてからすぐ安くて可愛いのを買い、昨日ようやくCD何枚かを入れた。

日本で買った漬物類はもう全部食べてしまった。佃煮はまだかなり持つと思う。食べるラー油は一瓶食べてしまって、残り後一つ。もっとたくさんいろいろ食料品を買ってくればよかったなぁ、と思うけれど、スーパーの棚ではあまり食指が動かなかったんですよねぇ。。日程の最後になってしまったデパートの食料品売り場に最初から行っていれば、、とちょっと悔しいけど。ま、その分、出費も少なくすんだということで。

日本滞在中の伝票のコピー取り(レジの領収書は感熱紙なので「証拠」が消えてしまうんですよね)とか、約束した原稿送付とか、今週もまだ少し事後処理が残っているとはいえ、本日からスウェーデン仕様のライフを送らねば。

2012年2月15日 (水)

いろいろ(251)「とんび」と「にぎやかな天地」

重松清「とんび」と宮本輝「にぎやかな天地」を読んだ。「とんび」は息子を一人で育てる親父物語。重松流の人情話なんだけどちょっと造りすぎの感じ。宣伝には涙ナシには読めない、とあったけど、ちょっとなぁ。。

「にぎやかな天地」は発酵食物に関する豪華本を作る話。新聞の連載小説だったということもあるのかかなり冗長に思えた。薀蓄がいっぱい。宮本輝はもとからわりと丁寧にこてこてと話を書く人だったけれど最近特にその傾向が強くなっている気がする。別のところで彼は身体の調子が悪くなったのだけど食生活を変えることで復調した、と読んだ覚えがあるので発酵物語を書きたかったかな?とも思った。

日本で一杯佃煮と漬物を買ってきて、ハイペースで消費中。もっと買ってくればよかったな。ま、やろうとおもえば自分でも作れるだろうけど。日本行きの前に勤しんでいた炭水化物制限ダイエットは忘れて、ゴハンと佃煮と漬物で日本人的食生活満喫。それでも体重が落ちていくから(飛行機の中でのむくみが取れていってるだけだとは思うけど)やっぱり日本人なんだろうなぁ。

2012年2月14日 (火)

いろいろ(250)会うはずだった人?

日本に行く前も戻ってきた後も見る夢がある。誰かと会う約束をしていたのにそれに遅れてどうしよう、どうしようと焦る夢。状況はいつも違うのだけど、間に合わなくなって焦るのはいつも同じ。焦る夢はトイレに行きたいからだ、という説明をネットで前に読んだような気もするけど。

今朝の夢で会うはずの人はどうやら「J島」さんというらしい。ハンサムでよい声をした渋い男性らしい。私は大学時代の仲間と一緒にいて、ふと気づくと待ち合わせの14時までにあと10分くらいしかない。慌てて仲間の一人に待ち合わせ場所の喫茶店の電話番号を調べてもらう。手帳には名前(私は名前も忘れていてその書き込みを見て、ああJ島さんか、と思い出したりしている<もちろん現実にはそんな知り合いはいないし、そんな約束はしていない)。Taxiを頼んでもらってTaxiの中から喫茶店に電話をかけて呼び出しを頼むんだけど、伝言しかしないというので、15分遅れる、済みません、という伝言を頼む。
Taxiは千夜一夜のような風情のカフェで私をおろし、ここがその喫茶店だという。ヘンだなと思いながら中に入るとベリーダンスのようなパフォーマンスが始まるという。。J島氏はどこにいるのかわからない。。

なんなんだ、これは??J島さん、まだ待ちぼうけを食らっていたら申し出てくださいましね。

2012年2月13日 (月)

いろいろ(249)日本でムムムと思ったこと

時間感覚がめちゃくちゃになっておりますな。というわけで徒然に日本でいや~ん、と思った印象等を忘れないうちに。

<トイレの手拭紙がない>
お手拭用の紙がなく空気でがあーっと水気を飛ばすようになっているのだけど、あれ、乾かないジャン。しかたなくハンカチを使うのだけど、ハンカチすぐにびしょびしょになって入れるところに困るのよね。で、トイレで手を洗わない人も結構いるのではないかと邪推したりする。。

<扉が中に開く>
これもまたトイレの場合が多いのだけど扉が中に開くのよね。あの狭い部屋で中に人がいてなおかつ中に扉が開くとしたら、出られないジャン?デパートなんかだとたいてい荷物一杯もってるんだし。まあ、広い部屋だったら問題はないのだろうけど。

<ゴミ箱がない>
テロ警戒の後遺症だと思うんだけど公共の場所にゴミ箱がないの。一般人は紙くずなんかどうしてるんでしょうね?

<ベンチがない>
ちょっと疲れてひと時腰を下ろしたいと思ってもあまり座るところがないですね。デパートや本屋なんかだとそれなりに少しはあるんだけど、街中だと喫茶店に入るしかなくて散財でしたわ。

ま、まだあったような気がするけど。スウェーデンの方がインフラ整備は進んでるのかも?

いろいろ(248)「今夜は心だけ抱いて」と「華の下にて」

一日が32時間になる西回りの移動日。さすがに疲れて最後はタクシーで帰宅したけど、疲労困憊(といいつつPCが勝手に点検を始めてしまったので終了するまでブログの更新をしていたりする。。)でへろへろ。移動中に読んだのは唯川恵「今夜は心だけ抱いて」と内田康夫「華の下にて」。まあ、「ジョニー・イングリッシュ・リボーン」とペンギンの映画も観たから本のハカはいかなかったけど。

「今夜は心だけ抱いて」というのは47歳の母と17歳の娘がエレベータ事故で互いの頭が強くぶつかって、心が入れ替わっちゃったという話。最後に片方がまた頭を打って元に戻るかと思ったら戻らないのがアレッと思ったけど。面白いのか面白くないのか良く分からない小説。

「華の下にて」は華道の家元制度が軸になっているのだけど、もう一つの軸が「京都の不倫文化」ということで京都人でない読者にはちょっとわかんないところもある感じ。二転三転していくのは面白かったけどちょっと消化不良の感じも。

というわけで日本滞在の評価と反省は明日にしてもう寝ます。。

2012年2月11日 (土)

いろいろ(247)「Jエドガー」&「ドラゴンタトゥーの女」

日本滞在の実質的最終日(明日は移動日)。横浜まで行って佃煮と漬物をゲットしてからミナトミライに行き「Jエドガー」を見た<観光するには佃煮&漬物が重かったし

「Jエドガー」はアメリカ人じゃないと面白くないかも。デカプリちゃん演じるFBI長官はあんましピンとこないな。最後のオナカが出た老年の長官は役のために太ったのかしら?でも死体を裸のまま床に置いておく家政婦はいけないと思う。

昨日はアメリカ版「ドラゴンタトゥーの女」を見た。スウェ版の方がしっくりくると思った。アメリカ版のリスベスちゃんはちょっとかわいそうな感じ。ちゃんと描かれてないような。

結局今回も前回(2011年7月)同様、写真を一枚も撮らなかった。観光じゃないせいもあるけど。

スウェーデン、寒いそうだけど、帰れるのはほっとする。人生の半分以上スウェーデンで暮らしていることになるからもう多分日本に来る方がだんだん希になるのだろうな。

2012年2月 8日 (水)

いろいろ(246)日本で映画を見る

滞在ホテルが「田舎」にあるため都心での用事の合間の時間調整に映画を見る。今回これまで見たのは1)ビーストレイ、2)幸せのパン、3)Allways三丁目の夕日。

ビーストレイはまったく期待していなかったのだけど結構おもしろかった。「人間は顔だ!」と豪語するハンサム少年は同じ学校に通う魔女のクラスメートを怒らせたために、非常に醜くなってしまう。TVキャスターのお父さんがお金持なので隔離されて暮らせるが、一年以内に誰かに「愛してる」と言われないと元に戻れなくなって。。

上の三作の中で一番良かったと思う「しあわせのパン」は北海道の片隅(トーヤ村だそうです)に脱サラでパン屋を開業した夫婦とそこにやってくるお客さんの物語。ほのぼのとしてて良かった。

三丁目の夕日はシリーズ4作目だそうなんだけど、ものすごく広いサロンが平日のお昼だというのに結構埋まっていた。原作の漫画は昔結構長い期間読んでいたのだけど、映画はちょっと漫画にも映画にもなりきれていないような中途半端な感じがした。

映画的にはちょっと端境期みたいでそれほど大作が来てないんだけど、多分あと2つくらい何か見るかも。それにしても日本は文化関係の料金が高すぎると思いますわ。映画だって1700だし、新聞で見てちょっと心を動かされつつ値段を見てあきらめたバレエ公演なんて2万2000円ですと。ストックホルムの数倍ですわっ。

2012年2月 6日 (月)

いろいろ(245)食べまくり人生だとも

日本はゴハンがおいしい。北海道でも美味だと思ったけれど、東京もなかなか捨てたものではない。昨日は高校時代の仲間たちと胡麻尽くし料理に行った。ブタのセサミ焼き&ゴマ・チャーハンが絶品でした。

本日のランチは○井の中にある四川料理ビストロで坦々麺&四川餃子(一口タイプ)とアンニン豆腐のセット。美味でした♪午後1時過ぎでも列ができてりる人気店であきらめようかと思ったのだけど、ためしてみて良かった。次回は餃子30個1350円というのに挑戦してみよう。

で、本日夕食はまた電車に乗って新宿までいって和食をごちそうになる予定。わくわく。

2012年2月 5日 (日)

いろいろ(244)荷物の不思議

北海道滞在を終え、昨日東京・神奈川へ移動。

復路のスーツケース、重さは20kgで変らなかったけれど往路とは違って上に乗らないとふたが閉まらないくらいパンパン。お土産を配ってちょっと身軽になったはずなのに(ま、逆にいただいちゃったお土産もあるんだけど)なんでカサが増える?

戻ってみれば東京はプラス10℃。コートの襟とフードについていた毛皮をはずし、また荷物に。。あんなに大騒ぎでゲットしたレッグウォーマーは結局ホテルの部屋で深夜原稿を用意しているときに一度使用しただけ。。

ランチを食べる暇がなかったので、移動が済んでちょっと落ち着いてからかつて知ったるトンカツ屋さんへ。その名もダブルロースというロースカツが2枚の定食セットを頼んでふと周りを見回すと(午後4時くらいだったのに結構お客さんがいた)皆おとなしく1枚のセットやカツ丼なんかを食していらっしゃる。。もしかして私って大食漢だったのかも、と気づいたりした。そうか、これがすべての敗因だったのか。。でもダブルロース定食は美味でございました。

東京での1週間は人に会う週間。美人度を上げなくてはいけないな、と思いつつ、シミがついてしまったTシャツやブラウスなどをみてため息をつく(だってただ単に手を洗おうとホテル備え付けの液体ソープの上のとこを押したら、胸を直撃したのよ。来る時の飛行機の食事のソースにもかなり悪意を持って攻撃されたし)。

というわけで雑踏の中、胸元にばっちりシミのついた(ま、黒だから良く見ないとわからないかも?)太めの美女(並)をみかけたらやさしく無視してくださいまし。

2012年2月 2日 (木)

いろいろ(243)再会

高校の同級生がいると聞いて、札幌から2時間特急に乗って「新得」という町に行きました。なんと数十年ぶりの再会でした。白樺と雪のあるゆったりした町で名物のお蕎麦をごちそうになり、障害者支援を行っているNPO共働学舎の作っているチーズが賞味できるカフェでカフェオレとチーズもいただきました。お蕎麦もチーズも美味でした♪

スウェーデンと似ているゆったりとした自然があるところでしたが目を上げると山が迫っているのが決定的に違うところですね。

札幌に戻ってTVを見ていたら、やはり札幌でも滑る事故は起きていてかなりの人が病院に搬送されているのだそうです。でも朝汽車を待っている間に通行人の足元に注目したらパンプスやハイヒール・ブーツの女性とかフツーの運動靴の若者もいて、滑り止めバンドを装着している人は2人くらいしかいませんでした。私はただひたすらソロソロ歩いています<滑り止めは勇気がないところで歩きにくい。。

さー、次の準備をしないと。

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »