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2011年12月 3日 (土)

いろいろ(215)「彼女のこんだて帖」、「もっと塩味を!」

角田光代「彼女のこんだて帖」と林真理子「もっと塩味を!」を読んだ。「彼女のこんだて帖」はレシピと写真付きで、いろんな小さな物語の中でいろんな料理が出てくる。たとえば、第一話は失恋した女性がちゃんと調理したラムを食べて気分を回復する。で、その物語に出てきた脇役が次の物語の主人公になっていて、その中で別の料理が出てくるというちょっと凝った趣向。料理学校の雑誌に連載していたのだそう。

角田光代は書くものが本来おどろおどろしいし(読後感がどんよ~りと最悪。読んでるときはハラハラして面白いんだけど)、ボクシングが趣味、ということで、ちょっと料理なんかしないタイプかと思ったら、26歳のときに料理の必要性に目覚めて料理上手なお母様から手ほどきを受けて、かなり本格的な料理上手なのだとか。う~ん、うらやましい。

「もっと塩味を!」は「婦人公論」に連載してたんだけど連載中は読まなかった。フランスで日本人経営レストランとして初めてミシュランの星を獲得したレストランのオーナー・マダムが主人公。実際のモデルがいたようだけど。フランス料理の真髄を文字で的確に表現しているのは、ま、それだけちゃんと体験なさってるのね、と感心はしても、小説として成功してるのかどうかはちょっと疑問。素材(フランス料理)に負けちゃってる感もありかも。

糸こんにゃく&糖質制限ダイエット継続中。やっぱりどかんと炭水化物が食いたい。チョコレートでも良いのだけど。。

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コメント

今日、用事で新宿界隈に行ったついでに紀伊国屋書店によって、「悲しみのゴンドラ」を探してみました。そしたら、さすがにここにはあったので、購入してきました。

悲しみのゴンドラは、リストのこの曲が、孤独の中で生み出されたはるかに時代を先駆けた曲ということをわかっていないとちょっと理解が難しいかな、とも思いました。ただ、逆に、この二曲(同名の曲が二つある)を知っていればわかるか?と聞かれると、それはそれで、かえって事実を書いているだけのようにも見えてしまう。なかなか詩は難しいです。

用事であった人に、「信楽情報科学研究所」という機関名(^^;)を書いた名刺を渡したりしたので、そのうちどこかでこの名のBlogを立てようか、とも思ってます。

クリスマスカードに「悲しみのゴンドラ」の中の詩を使おうと思っています<「光が流れ込んでくる」
作者の「造語」が入っていて訳し難いし、意味不明の終わり方で、リストの曲を聴かないとわからないのかしら?(聴いたことがない)と溜息をついていました。
そのうち研究所探してみます。

悲しみのゴンドラという表題は、詩集中の代表作のタイトルを持ってきたものと考えた方がいいとおもいます。他の詩がすべて、リストの悲しみのゴンドラに関係しているわけではない、と考えたほうが、言葉のイメージの展開に縛りにならないので。(葬送のゴンドラというものがあるのかは知りませんが(帰りのゴンドラには埋葬された一人分、空席ができる)、リストの曲のイメージを曳いていると、あまり祝いの文面にはふさわしくない言葉になってしまいそうで^^;)

「光が流れて」の詩は、信楽流の読みでは、冬から春への季節感を読んだ詩という感じがします。最後の句にある「怒れる火の海が 地球に届いて愛撫にかわる」というのは、「太陽の光が地球に春を呼ぶ」とパラフレーズしてみたらどうでしょう?最後の一句は、「今、春が始まる」とパラフレーズします。あくまで信楽流の読みですが。

トランストレーメルの詩集の中では「悲しみのゴンドラ」だけが適当な長さの詩を集めた普通の詩集の形をとっています<後の詩集は収録されている詩が長すぎたり短すぎたり、「これって詩なの?」と<むむむむ化?>しちゃったり。日本で出ている訳はまだ目にしたことがないのでデュークさんたちがどう訳しているか興味深いところですがトランストレーメルの造語である「地球に届いて愛撫にかわる」というのが私の訳とまったく同じだと知ってびっくりしました。そのうちカードが届きますので(まだレイアウトしてないけど)みてみてくださいましね。

あれ(^~)、そうすると、お返しのカードをを準備しなければいけないかな?信楽研Blogは年賀状を書くころまでに形ができていればいいや位に考えていたけど、少し早くはじめないと、URLが書けない・・・ 焦ろうかな(^o^)(^o^;)(^o^;)

いえいえ、焦ることはないでせう。

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