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2011年10月 7日 (金)

北欧の詩(124)<ノーベル賞記念>「嵐」

トーマス・トランストレーメル氏のノーベル文学賞受賞を記念して、、生きてる人の詩を訳して勝手に公表すると厳密には著作権侵害問題の危険はありますがお祝いとしてアップしちゃいませう。

「嵐」

突然、放浪者はここで古い柏の巨木に出会う
何マイルにも達する角を持つへら鹿が石になったような
九月の海の蒼黒い砦を前に

北からの嵐
ナナカマドの房が熟す時、暗闇の中で目覚めて
人は星座が樹の上高くこぼれ落ちた星のかけらを
音高く踏みつけるのを聞く

(トーマス・トランストレーメル、Tomas Transtromer, スウェーデン,1931-, 'Storm' i "Dikter och prosa 1954-2004")

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北欧の詩」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、信楽さんです。
トランストリョーメルさんについて、ノーベル賞のニュースをあちこち見ていたら、リストの曲のイメージに詩作したことがあるという記事と、代表作に「悲しみのゴンドラ」という詩集があることとが目につきました。
リストは最晩年になると、名人芸を披歴する傾向がなくなり、優しく心癒す小品と、時代をはるか越えた小品とを書くようになりますが、後者のグループに「悲しみのゴンドラ」という曲があります。右手と左手で半音違う音がぶつかったりする所があり、後世、20世紀を先取りしていると評されるようになった曲の一つと言われています。
題が一致するから、という以上の理由はないのですが、この詩集には、リストの曲のイメージがあるのですか?(邦訳もあるのですが、48000円すると、おいそれとは手が出ない・・・)

追伸 
信楽メモは結局68ページの報告書になりました。現在本印刷中ですが、できましたら送らせていただきます。体裁上、仮想的な研究所が発行したことになっていますが、あくまで個人の手慰みです(^O^;)。

はろー。「悲しみのゴンドラ」はまだ読んでません。下のコメントにも書いたようにトランストレーメル氏は90年代初めに卒中の発作で右半身が麻痺し、言葉も上手くしゃべれなくなりました。それで左手だけでピアノを演奏し(彼は作曲をするピアニストでもあるのだそうです)、自分の詩を他の人に朗読してもらうというような「コンサート」もしていたのだとか。昨日は自宅でノーベル賞受賞の発表を聞き、記者に「今後どのような詩を?」ときかれて「今は音楽だ。今日も音楽を聴いていた」と答えたのだそうです。
信楽メモ、楽しみにしてます♪

Pri様、どうもありがとうございます。翻訳した詩まで載せて下さって、感謝感激です!
クレタ島よりまずは御礼。あさって、渋々帰ります(笑)。

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