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2010年12月31日 (金)

いろいろ(74) 「運命の足音」

五木寛之の「運命の足音」を読んだ。「五木寛之は最近宗教じみている」という噂を聞いてあまり近寄らないようにしていたのだけれど、彼の書くものは昔はかなり好きだった。

で、その「宗教」だけど、日本の原宗教に帰れ、直感を信ぜよ、などというかなり私好みの文化論だった。

北欧のような厳しい自然の中にいると、自然の中に(複数の)神がいる、ということを体感することが容易になるような感じがする。この間書いたように、カトリック信者である曾野綾子の一本芯の通った考え方をすごいなと敬服するけれど、私はやっぱり原始の八百万の神の方が好きだな、と思う。「人間的」な弱さをもつ北欧神話の神々にも親しみを覚えるし。

五木寛之は親鸞に傾倒していったようだけれど、日本的なごちゃまぜを彼自身否定していないようなエッセイ集だった。

さあ、今年も終わり。来年はどんな年になるのだろう。

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