いろいろ(65) どっちでも良い小説
ちょっと疲れ気味の週末、なんか軽い文庫本でも、と思って、内田康夫「耳なし芳一からの手紙」、赤川次郎「死が二人を分つまで」、角田光代「三面記事小説」を読んだ。で、まあ、どれも読んでも読まなくても良いものだったかも、、という感じだった。まったく最初から読む気になれない、というものでもなかったんですけどね。。
「耳なし芳一からの手紙」はちょっと韓国からの<戦友>の扱いがはしょりすぎた感がしてせっかくの浅見探偵なのに面白くなかった。「死が二人を分つまで」は<現代版ヴァンパイア>のアイデアは面白かったけどアイデアだけでもねぇ。。「三面記事小説」は上手くかけているとは思ったけどなんでこんなに<暗い>のを読まなくちゃならないんだ?という溜息が。。
年をとるにつれ、不味いものを食べたりすると「ああ、死ぬまでに体験できる貴重な一回分の食事時間を無駄に使ってしまった。。」と嘆きモードになるのだけど、つまらない本を読んだときも同じ感じ。
ソニーが再度、電子書籍を読むための端末を発売したみたいなんだけど、かなり使いにくそうな評価みたい。スウェーデン語版iPadもようやく3週間前くらいに発売されたけど、日本語ならまだしもスウェーデン語を電子端末で読む気にもなれないし。。青空文庫を読むだけのためにiPhoneを買う、っていうのもなんか違う気がするし。。ソニーじゃない方(どこだっけ?)の端末はどうなんでせう?使い勝手が良かったら、日本の古典を読んでみたい気もするんだけど。
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