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2010年11月

2010年11月30日 (火)

いろいろ(60) 人間の責任

犬を飼っている。来年早々に10歳になるのでもう老犬だ。人間の年にすると80歳くらい?5kgくらいしかない小型犬だけれど猟犬のタイプなので散歩のときにはこちらが引きずられるほど力が強い。

スウェーデンでは犬は室内で飼う。だって外だと凍え死んでしまうから。一日に数回(普通は2~3回。ウチはとても散歩の好きな犬なので4回)外に連れ出すのは犬のトイレの必要のためでもある。

10年の間に子どもたちが巣立ってゆき、犬の散歩のスケジュールを守るのが大変になってきた。スウェーデンの法律(「動物保護法」)では6時間以上犬をひとりきりにしてはいけない。というわけで夏休み明けから「犬の保育所」とよばれる預かり所にトライしてみたのだけれどウチの犬にはむかないということが分かった。施設に慣れるには犬のタイプと年齢的なタイミングも重要のようだ。

明日から新しいサービスである「犬散歩人」(ドッグ・ウォーカー)を使うことにした。犬とともに生きるのはある意味で人間の子どもを育てるより大変だ。それでもあと5年か10年かウチの犬が生を全うするときまで一緒に暮らすために努力するのは当然だと思う。そんな決意を新たにしているときに友人から日本で捨てられた動物を救う活動をしているNPO(リンクはここ)を紹介してくれないかというメールが来た。

飼い主の高齢化とか突然出てくるアレルギー(私自身犬が来て5年経つまで自分が犬アレルギーだとは気づかなかった)とかペットと一緒に暮らしたくても暮らせなくなることもでてくるだろう。そんなときに手を差し伸べてくれるところがあるべきだと思う。紹介してくれた友人によるとこのNPO法人「アニマルレフュージ関西」の設立者は「動物の問題は人間の問題です」が口癖だという。今度日本に行ったら関西まで会いに行ってみようかと思ったりもする。

(ウチの犬↓)

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いろいろ(59) 雪

11月の雪&寒さとしては記録的なのだとか。

(それにしてもバルコニーからの写真は代わり映えもせず。。)

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2010年11月29日 (月)

いろいろ(58) 「五番目の女」

ヘンニグ・マンケルの「五番目の女」を日本語で読了。今回は社会的背景の解説と謎解きの伏線がちょっと鼻につく感あり。

並行してスウェーデン語で読んでる「窓から抜け出して消えた100歳人」(Hundraålingen som klev ut genom fönstret och försvann)の方が展開の方向が読めない分面白く感じるせいかも。

ああ、一昨日、石田衣良の「非正規レジスタンス」も読んだっけ。これもちょっとシリーズの中では社会的問題を取り扱いすぎてて(?)面白くなかったな。

ブックフェアで買ったフィンランドの高齢有名人のつぶやき(ツイッターとは違うんだけど)を集めた本なんかもまだ手を受けてないし、読む本がいっぱいあってちょっとシャーワセ♪面白い本が読みたいわっ。

2010年11月28日 (日)

いろいろ(57) 眠りの森の美女の足技

いってきましたよ。ヒコーキに乗ってコペンハーゲンで「Sleeping Beauty」鑑賞。

かなり足技の多いバレエなんだなと思いました。ストックホルムでは足技の切れるダンサー不足で上演しないのかな?

演出もかわってて良かったのだけど、、、主人公のオーロラ姫の顔が可憐じゃなかったのが残念。。ダンスのテクニックは良かったと思うんだけど。

今回の会場が古い方の劇場で(新しいオペラ座は水際のようですが古い方はショッピング街の端っこにある)、中央駅から歩くには天気が悪すぎた(雪嵐)ので初めて空港からメトロに乗ってみました。ショッピング・エリアまで直接いけるのは便利ね。混んでるのと切符を買うマシンが壊れてるのが多くて時間が掛かるのがイマイチですが。

雪嵐がひどかったので計画していたショッピングとか食べ歩きも無しにして、Joe&Juiceとかいうチェーン店の生ジュースとホットサンドで昼食。結構グッドでした。夕食は空港の「コペンハーゲン」(ネーミングに工夫が感じられないわね)というレストランでクラブハウスサンドと白ワインとコーヒー。水を頼んだらペットボトルでくるのはそのままヒコーキに持って行けるようにという優しい心遣いなのか??

で、空港で4時間半もすごして遅い時間の安い便に乗って、さっき帰ってきたところです。時間とオカネと体力をかけて行く価値があったかどうかはビミョーなところですな。。

2010年11月27日 (土)

いろいろ(56) 編曲と編集と

昔、憧れていた人が音楽関係者だったので、「古典音楽家ってどんな人達だったの?」という質問を投げかけたことがありまして<どういう脈略だったか忘れたけど

そしたら「今風に言えば編曲者だったのですよ」という答えが返ってきて、へぇー、と思ったことがあります。

そういえばヨーテボリの友人は中世や古典音楽の楽譜の残っているところから、残っていないところを類推して楽譜を書くという途方も無いことをしているのですが、それも各パート別の楽譜が残っていて(たとえばチェロが担当する伴奏部分が残っていて、ヴァイオリンが弾く主要部分が残っていないとか)、多くの場合主要メロディーの部分が貸し借りされていたようで、途中で消えちゃう危険が多かったのか、一番残っていないのだそうです。つまり昔の作曲家はいろいろパーツに分けて楽譜を書いてたのね?

で、なんでこんな話になるかというと、作家と編集者の関係もまた、作曲家と編曲者(←こういう言い方するのかな?)に似ているのかも、とちょっと思ったりしたもので。。

昔は、ただ書き流していればよかったの<Pricken@作家モード。私が主要メロディーだけを提供すればあとは編集者がコネコネして完成作品にしてくれたから。

でも多分、今は時代が違ってきているのかな?とちょっと考えたりしました。メロディーだけじゃなくて全体を最初から考えなくてはいけないという風に?

春樹さんじゃない方の作家の村上さん(えーと、龍さんだったっけ?)とよしもとばななさん等が編集者無しで作家が電子書籍を出版する、と発表したとか?でもそれってやっぱり作家にとっては負担なんじゃないかと思ったりもするのですわ。いくら編集ソフトがあったとしてもやっぱり執筆と編集というのは異種の作業だと思ふ。。

2010年11月24日 (水)

いろいろ(55) 再校終了間近

再校ちう。

今まで何冊か本を出してきたけれど、本作りってこんなに大変だったかしらと驚いているところ。

今日中に仕上げなくてはっ。あと3時間か。。再校が完成したら、、、最高!ぴゅーたたたたっ。。

2010年11月22日 (月)

いろいろ(54) Neverwas

NeverwasというDVDを観た。和訳すると「どこにもなかった(国)」くらいか。

指輪物語の白い魔法使いを演じたIan Mckellenが準主役、で精神を病んで私立の施設に入れられた「どこにもなかった国」の王様になっている。まあ、、なんというか、、大成功という映画ではないな。。

それにしてもマイケル・ジャクソンのNeverlandでもないけど、「どこにもない国」というのはどの文化にもある概念なのかな?私の本も多分「どこにもない国」というタイトルになりそうです。宜しく~。

2010年11月20日 (土)

いろいろ(53) 「西の魔女が死んだ」

梨木香歩の「西の魔女が死んだ」を読んだ。これも国際図書館の本。児童書の方の棚にあったけど大人もOKだと思った。仲間はずれのいじめにあって登校拒否になった女の子が田舎の森の中に住むイギリス人の祖母のところで暮らすことになる。祖母は「魔女」で主人公「まい」も魔女になる訓練を心がける。

魔女になる訓練が「自己制御」というのは納得できるような、できないような。。ま、でも自然の気配を読み、自分の心を知る、というのが基本であることは理解できる。

魔女になりたいな、と今でも思うし、私はかなり素質があるのではないかと今でも思う。もちろん経験値を高めることも必要だけれど、かなりの部分、理解力、想像力、創造力の瞬間の結合のベクトルだと思う。

今日の魔女の飲み物はチョコレート入りカプチーノ。「冬」入り(一日の平均気温が0℃を下回ると冬なのだとか)したストックホルムによく似合ふ。

2010年11月16日 (火)

いろいろ(52) スーザン・ボイルの贈り物

昨日は誕生日だった♪ショッピング・カートとSusan Boyleのセカンド・アルバムThe Giftをもらった♪

Susan BoyleのCDの選曲は、一つ目も二つ目も、あまり良くないと思う。もっとインパクトのあるものを混ぜたほうが良いと思うんだけどなぁ。。

それにしてもSusanBoyleの登場はすごかったですねぇ(Britain's Got Talent)。今でもときどき見るけど。一小節歌いだしただけで審査員と聴衆すべてを黙らせてしまう威力!訓練されていない天性の歌唱力がすごい。

人に聞かせられるような歌を歌える人ってうらやましいですねぇ。私は本来はそれほどヘタではないと思うのだけど、いつごろからか歌を歌うと涙が出るようになっちゃって。。<顎の開閉で涙腺が緩むメカニズム?

それでもいつか自分のために歌う歌を決めておかなくては。

2010年11月13日 (土)

いろいろ(51) マンケルの男の子文学

へニング・マンケルの「Skggorna vaxer i skymningen」(夕闇に影が大きくなる)と「Pojken som sov med sno i sin sang」(雪と一緒にベッドで寝る男の子)を読んだ。以前読んだ「Hunden som sprang mot stjarna」(星に向かって走った犬)の続編で、多分著者自身を投影したヨエルという10歳ちょっとの男の子が1950年代のスウェーデンの田舎町で暮らす物語シリーズ。

おかあさんがある日突然出て行ってしまったという設定や、元船員だったお父さんはきこりになっていて、ヨエルの「仲間」は鼻の無い成人女性や精神異常の成人男性だったりするところが、非常に「スウェーデン的」ともいえるのかもしれないけれど、物語のテーマ自体は子どもから大人に移行する時期の男の子の心理。

アフリカの女の子をテーマにした「炎シリーズ」に比べるとあまりどきどきしながら早く先を読みたい!という感じにならないのは、女の子と男の子物語の違いなのかなぁ?

男の子物語ではチャチキ・シリーズ(モニ・ニルソン=ブラテンストレーム作)がとても面白い(やっぱりちょっとハミダシ男の子とトンデル若いママの話)と思うのだけど、日本ではハミダシっ子は出版社に嫌われるのかも?<まったく訳されていない

日本語訳されていないスウェーデンの男の子文学としてはSuneのシリーズもありますね。あれは映画も何本か作られたけど、ワタクシ的にはそれほど好みではなかったな(ちゃんと読む気にもなれなかった)。

でもやっぱ、日本語で読むほうが楽なのになぁ、、と思いつつ、ヨエル君の最後の冒険「Resan till varldens ande」(世界の終わりへの旅)を読もうっと。

2010年11月11日 (木)

いろいろ(50) にしんバーガーのススメ

国際図書館の近くの路上にニシン・フライのスタンドがありまして。いつも開いているわけでもないし、オープンしてるときにはたいてい誰かが並んでいて、なんとなく気にはなっていたものの今までチャンスがありませんでしたの。

で、本日は誰も並んでなかった(私が買っている間に後ろに列ができた)ので、ようやくトライ♪フツーのにしんバーガーが45クローナ(約540円)、オープンサンド形式のスコーネ・バーガーが35クローナ(約420円)。その場で食べるのだったら(脇にちょっと食べるスペースもあり<あくまでも路上だけど)マッシュポテトが添えられたバリエーションとか、ニシン・フライのみだけの注文とかもできるのだけど、本日は上の二種類だけをお持ち帰り♪

んで、結果は。。スコーネ・バリエーションがとってもオススメ♪♪オープンサンドで甘いカラシが乗っているのでちょっと食べにくくはあるんだけど。

で、空腹のため写真撮る前に全部食っちゃったので、写真はナシ。。ちょっと似た感じのがあったのでレシピ・ページを勝手にリンクしちゃおうかな。。

そのスタンドは潔くニシン・フライだけなの。なくなっちゃわないように今度から国際図書館の行きかえりに買って帰ろうっと。

2010年11月 7日 (日)

いろいろ(49)「The Catcher in the Rye」と「災い転じて美女となす」

村上春樹新訳の「The Catcher in the Rye」と林真理子の「災い転じて美女となす」を読んだ。

「ライ麦畑で捕まえて」は数十年前に読んだはずだけどこんな筋だったっけ?多分、村上春樹の訳は昔のものよりスンナリ読めるリズムとなっているのだろうけど、筋も覚えていないくらいだから、前の訳の調子なんか覚えているわけないし。でも印象が薄かったということは当時からあまり好みではなかったのだろうな。。題名の元となった米国の子どもの歌を知らないということもイメージが膨らまない理由かも。

#サリンジャーって今年初めに亡くなったのね。。

「災い転じて美女となす」は林真理子が中学・高校・大学時代を振り返ったエッセイ。当時の作文まで載せちゃうなんて、、良くないわ。。

先週末に続いて、ちょっと欝欝の週末。読む本ももうちょっと軽い方がいいんだけど、選択の幅は広くないしなぁ。。

コーヒーでも飲もうっと。

2010年11月 3日 (水)

いろいろ(48) 高級茶がダイエットに効く

誤差ダイエット継続ちう。順調に誤差の範囲で体重減少中♪

ダイエットバーのおかげ(このごろは1本でももてあましてる。。<飽きた。。)でもあるんだけど、実は美味しいお茶をいっぱい飲む(食事の前後にも飲むことが多い)ことが効いているのではないかと思う。

チョコレート入りコーヒーとかコーヒー・バリエーションも良いのだけれどこれはちょっと小腹が空いたときのおやつ代わりね。

中国茶が切れているので昼休みにグレースさんのお店に買いに行こうっと♪

中国産高級ウーロン茶を買いました♪確かにとっても美味だけど、100gで185kr(約2220円)っていうのはちょっと高いかも。。今、ホームページ見てみたら、50gで185krっていうのもあるのね。。50gのお茶に5000円弱かぁ。。50kgくらい痩せないと。。50kgっていうのはさすがにちょっと減りすぎになってしまいますわね。

2010年11月 1日 (月)

いろいろ(47) 「二百年の子供」

国際図書館で借りた大江健三郎の「二百年の子供」を読んだ。作家である父親が鬱病でアメリカの大学に妻ともども留学して、障害を持つ兄と妹と弟の3人兄弟が田舎の叔母さんのところに夏休み中預けられて、そこにある古い木のうろに寝て過去と未来に行く、というストーリー。

最初は大江健三郎が未消化な児童文学(子どもが主人公だけどそれにしてはフランス哲学なんかも出てくる)を書こうとしたのかといぶかしんだりしたけど、新聞の連載小説だったというからそうではなかったのね。

120年前に村を救った「童子」との交流とか、叔母さんがナースになったきっかけも過去にあるとか、未来は暗い管理社会とか、場面場面はそれなりに面白いんだけど、全体としてはちぐはぐした印象。

大江光さんをモデルにした兄、というのも本物を知ってしまっていると無邪気に読み進めない。彼のCDももってるけど、済み過ぎててちょっと薄い感じ。スーザン・ボイルの訓練されていない天性の可愛い歌声にも似て。

鬱屈した週末に読むにはちょうど良い本だったかも。。

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