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2010年11月 1日 (月)

いろいろ(47) 「二百年の子供」

国際図書館で借りた大江健三郎の「二百年の子供」を読んだ。作家である父親が鬱病でアメリカの大学に妻ともども留学して、障害を持つ兄と妹と弟の3人兄弟が田舎の叔母さんのところに夏休み中預けられて、そこにある古い木のうろに寝て過去と未来に行く、というストーリー。

最初は大江健三郎が未消化な児童文学(子どもが主人公だけどそれにしてはフランス哲学なんかも出てくる)を書こうとしたのかといぶかしんだりしたけど、新聞の連載小説だったというからそうではなかったのね。

120年前に村を救った「童子」との交流とか、叔母さんがナースになったきっかけも過去にあるとか、未来は暗い管理社会とか、場面場面はそれなりに面白いんだけど、全体としてはちぐはぐした印象。

大江光さんをモデルにした兄、というのも本物を知ってしまっていると無邪気に読み進めない。彼のCDももってるけど、済み過ぎててちょっと薄い感じ。スーザン・ボイルの訓練されていない天性の可愛い歌声にも似て。

鬱屈した週末に読むにはちょうど良い本だったかも。。

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