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2010年10月

2010年10月29日 (金)

いろいろ(46) 「Eldens Vrede」

タイトルは「炎の憤怒」という意味。Hennig MankellのSofiaシリーズの最終本(3巻目)です。アフリカで地雷を踏んで両足をなくしてしまったソフィアは19歳にして子ども3人の母親になってるんだけど、夫は不実な人でしかも最後は泥棒になってリンチにあって殺されてしまうという「救いの無い」ストーリーなんだけど、それでも暗くならないのはさすがマンケル。

アフリカって分からないんですよねぇ、感覚が。わからないと怖いのよね。中国の感覚も分からないから怖い。ヨーロッパだってスウェーデンだって理解不能のところは不気味で怖い。

マンケルの児童書でまだ読んでないのは「雨を愛した猫」、「自分のベッドで雪と一緒に寝た男の子」、「世界の終わりへの道」、「夕闇に広がる闇」。どんどん借りてみようっと♪

Sofiaは焚き火の炎をみつめながらいろんなことを考えていたのね。今日は私にも緊急に真剣に考えなくてはいけないことがあったんだけど、火を見つめる暇も、空を仰ぐ暇もなかったな。。

2010年10月28日 (木)

いろいろ(45) 飛行機に乗って隣国へバレエを観に行く

コペンハーゲン・ロイヤル・オペラの「眠りの森の美女」を見に行くことにした。飛行機に乗って、日帰りで。家人は「キミはちょっとクレージーかも」とコメントした。クレージーでもなんでも良いのだわっ(2月にはオスロ行きも計画ちう)。

昼休みにヘンニング・マンケルの「炎の憤怒」を借りた。まだ日本語訳が出ていないので、国際図書館ではなく一般の市立図書館の子ども図書館で。子ども用の本なのでさくさく読める。今後マンケルの別の本を子ども図書館で借りる楽しみが増えた。

昨日は久しぶりに日本の本屋さんに行って文庫本をいっぱい買った。

ゲージツの秋なのですわん♪

2010年10月26日 (火)

いろいろ(44) 給料日には宝くじ

本日はペイデイだったので、宝くじを2枚購入した。これは3ヵ月ほど前からの習慣で、自分へのご褒美というか、めでたさを寿ぐためというか、給料日だったら100クローナ(約1200円)くらいの贅沢をしても良いだろうという動機によるものである。

最近の宝くじはほとんどみな、銀をこすって数字を出して、あらかじめ印刷されている数字と照らし合わせるタイプ。大抵は最下等賞金=50クローナ=宝くじ1枚分の値段=くらい当たって、それをまた次の宝くじに換えて、、と1,2日は楽しめるのだけれど、今日はぜーんぜんダメだった。

宝くじではあまり高額賞金を取ったことがない。新聞のクリプト・クイズでは何回か当選して、商品として宝くじをもらったけど、それもハズレばかりだったなぁ。。

でも、そんなことで運を使ってしまったらもったいない、と開き直ったりもする。人生の運の量は人それぞれに一定量に決まっていて、つまらないところで運を使い果たしてしまうと、大きな岐路で悲運な道を選んでしまうことになりそうだし。

それでもまあ、100クローナかけて買った宝くじで100万クローナ(1200万円)くらい当たれば嬉しくなると思うんだけど。来月に期待。

2010年10月25日 (月)

いろいろ(43) 「風花」

(最近は「いろいろ」ばっかだなぁ、、とちょっと反省)

川上弘美の「風花」を読んだ。ちょっとトロい感じの若妻が夫に裏切られて、別居して、やがて夫は元の鞘に納まろうとするのだけれど、主人公である妻は離婚を決意する、という、、筋書きを書いちゃうとあまり面白くないわね。。

川上弘美は「先生のかばん」が良かったと思う。文章がすっきりしているというか淡々と古風なところが宜しいわ。

そういえば、パトリック・ホーガンが今年の夏に亡くなってしまったというニュースを先週読んだ。彼の「星を継ぐもの」は最高のSFで大好きだったのになぁ。次の週末、読み直してみようかな。

アンニュイな秋にはやっぱり読書がよく似合う。。(あまりオチになってない。。)

2010年10月24日 (日)

いろいろ(42) 缶詰&禁じ手

昨日国際図書館に7冊本を返しに行って5冊借りてきた。貸し出し期限は4週間(夏休みの時期は2ヵ月近くになるんだけど)で、7冊はちょっと多すぎた感じだった。

借りたうちの一冊、『鞆の浦殺人事件』(内田康夫)は文庫本で簡単に読めるかなと思って読んだ。簡単に読めたけれど、これは禁じ手だなぁ、、と思った。作者の内田さんがホテル・ニューオータニ(小説に実名出していいのか?)に缶詰になってて、そこから出られないので浅見光彦を呼び出して自分の代わりに鞆の浦までいって殺人事件を調べさせるという筋で、ご丁寧に巻末に浅見光彦による解説までついている(ご存じない方のために説明すると浅見光彦というのは内田康夫の小説の中で活躍する主人公なのです。つまり架空の人物ね)。

作者が自分の小説に脇役で出てくるというのはご愛嬌でちょっとくらいは良いかもしれないけど、ここまでするのはちょっと遊びすぎだと思う。

でもって「ホテルに缶詰」っていうのは私は強制的に缶詰にされたことは無いけど、自主的にホテルで原稿を書いたことは何度かあって、確かにハカがいった。高級ホテルでもグッドだし、うらぶれたホテルでもOK。いつかまた試してみたいな~。

んではカプチーノも飲み終わったし、エディスの詩の解説追加作業にかかりませう。。自宅には台所とかゲーム機とか逃避場所がありすぎて、せいぜい瓶詰め状態にしかならないのよね。。<蓋を回せば空いてしまふ。。

2010年10月22日 (金)

いろいろ(41) 初雪

夜明け前、ボタン雪が舞ってます。昨日の朝もちょっとちらついていたけれど、今日が本格的初雪の感じかな?去年も10月中だったし、「(ストックホルムでは)初雪は11月1日に降る」という私の仮説が崩れてきているのは遺憾ですなぁ。。

明るくなったら写真を撮りませう。→明るいときには写真を取る暇が無くて結局夕方になってしまいました。

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体重が減ったら靴の履き心地もビミョーに変化して去年はファスナーがすぐに下りてきてしまって困ったハーフブーツが今年はちゃんとぴたっとフィット♪シーズン終わりに安売りで買ってそのまま記憶の彼方に埋もれているブーツが何組も隠れている気がするので、週末ちょっと発掘してみようっと。

いろいろ(40) 「名もなき毒」

宮部みゆきの「名もなき毒」を読んだ。これも国際図書館で借りた本。最初のうちはとっても面白いと思ったけれど、読み進むに連れて面白くなくなった。宮部作品にしては失敗作なんじゃないのかなぁ。。

犯人の謎解きが未消化。被害者に不必要な複線が多い。有害化学物質・青酸カリなどを「毒」で括って筋を付けようとするのが強引。大企業の会長さん、その箱入り娘と主人公の入り婿編集者、がそれぞれ書ききれていないような気も。。総じて人物描写がストーリーの展開に活かされて否感じがした。

ま、他人の作品の批判のなんと軽くできることか。

国際図書館から借りた6冊ようやく読み終わったので、明日の夕方、また新しく借りてこようと思う♪

2010年10月18日 (月)

いろいろ(39) リリカルな文章

国際図書館から借りた吉本ばなな(最近は改名してぜんぶひらがなになっているそうですが。。)の「ハードボイルド/ハードラック」と「ハネムーン」を読んだ。リリカルな文章だと思った。

1997~1999年頃、作者30代半ばくらいの作品。

こんな綺麗な文章を書いてみたいと思うこと頻り。

でも今回(原稿校正してて)つくづく思ったのは私はやっぱりフィクションではなくノンフィクション・ライターで、いわゆる文学的な表現には向いていないこと。。開き直りが足りないのかもしれないし、恥じらいが多すぎるのかも。。

ただ、「評伝」は大丈夫な分野かもしれないとも思ったりする。作家や詩人ではなく今度は友人・知人など周りの人達の(激動の)半生を取り上げてみようかなどとも考えたり。・・・・犬の日記、なんていうのもありかも?

2010年10月17日 (日)

いろいろ(38) 「重いコンダラ」を引く私

♪思いこんだら試練の道を~♪というのはかの有名な「巨人の星」の主題歌の出だし。で、星飛雄馬がグランドの整備につ使う重いローラーを引いている場面にその歌が重なるから、TVアニメを見ていた良い子はみんなそのローラーが重い「コンダラ」という名だと思った、というのも有名な話。

で、なんでそんな話になるかというと、今、エディスの詩の訳のチェックをしていて、結構、読み違い・思い違いしていたことに気づいたので。。「大理石の耳」を「白黒のごちゃまぜ」と読んだ私って、、、コンダラが重過ぎるわっ。

まあ、それにしてもエディスの詩は日本語にするとわかんなくなるのよねぇ。。原語だとなんとなく分かる気がするのだけれど。ま、一晩寝てコンダラを片付けて明日また読み直そう。。

2010年10月13日 (水)

いろいろ(37) バイリンガル脳は認知症になりにくい

ウォール・ストリート・ジャーナルの記事(Yahooニュースの翻訳、10月13日付)で「バイリンガル脳は認知症になりにくい」という研究成果がカナダのトロント大学で出ている、という内容のものがあった。でも学問的に正確に言えば、「バイリンガルの人は認知症になるのを平均4年遅らせることができる」ということだという。

4年ねぇ。。ちょっとビミョーな年数だわね。

で、バイリンガルの人はひとつの言語を使っているときにもうひとつの言語を脳のどこかに押し込めておく習慣があるので、それが「脳のリザーブ」を形成することにつながるのだ、というのが研究成果だそうな。

大人になってから習得した外国語は年をとるにつれて新しい順に抜けていく、というのが高齢者介護や老年学での通説だけれど、抜けていったとしても、脳の働きにとっては望ましい効果を与える、ということかしらね。

バイリンガルで4年だったら、6ヵ国語だったら認知症延期期間が24年になるのかしら?中国語、ロシア語、ラトビア語、スペイン語をまたちゃんと習いなおそうかな、と思いつつ、日本語と格闘しに戻るのであった。。

2010年10月12日 (火)

いろいろ(36) お茶ダイエット

1週間続けて体重がXXkg台(赤裸々な数字を書けないのが辛いわ。。)を記録している。これはもう誤差の範囲ではない♪

ダイエットバーを食べる暇もないのに体重が増加しないのは、やっぱり食べる量が全体的に増えていないからだと思う。原稿チェックの合間に盛んに飲んでいるお茶が効いている気もする(ほら、茶腹も一時、っていうじゃん。頻繁なトイレ行きも運動になるしぃ)。きっかけは5月の日本滞在中に飲んでいたほうじ茶パックの余りを郵送荷物の中に入れて届いたのをふと飲んでみておいしいと思ったこと。日本ではおりしも新茶の季節だったから、すっきり系緑茶をいくつか買った。飲んでみると確かに爽やかでおいしい♪♪

コーヒーも良いのだけれど、一人分を美味しく淹れるのが難しいから、あまりハカがいかず、賞味期限が切れている旧い粉ばっかだし。捨てるのもなんだしねぇ。ネスカフェのパックを今度買ってこよう♪確かチョコレート入りのが美味しかったんじゃなかったっけ?

というわけで普段は半年か1年おきにエクセルに移し変える体重測定記録を1週間ごとに打ち込んでいたりするけなげなダイエッターなのであった。記録するだけで減る、という方法で痩せて本を出した人がいたけど、ちょっとその気分がわかる気も。

2010年10月10日 (日)

いろいろ(35) 似てるかな?-宮沢賢治とエディス・セーデルグランno1

「未来圏からの影」

1925年2月15日

   吹雪(フキ)はひどいし

   けふもすさまじい落磐

     ……どうしてあんなにひっきりなし

       凍った汽笛(フエ)を鳴らすのか……

   影や恐ろしいけむりのなかから

   蒼ざめてひとがよろよろあらはれる

   それは氷の未来圏からなげられた

   戦慄すべきおれの影だ

(宮沢賢治、『春と修羅』第二集)

**********************

 

「未来の影」

死の影を感じる

私たちの運命が

ノルノルのテーブルの上で山をなしているのを私は知っている

永遠の時間の本に書き込まれないものは、

雨一滴も土にしみこまないことを私は知っている

私は太陽が昇るのが自明であるように、

彼女が天頂に立つ、その行き詰る瞬間を

私は絶対に見ることができないことを良く知っている

未来は私に幸福な影を投げかける

それはあふれる太陽以外の何者でもない

光に突き抜かれて私は死ぬだろう

間違って私の足で踏みつけてしまったから

私は微笑んで人生に背を向けるのだ

(エディス・セーデルグラン、’Framtidens skugga’i ”Framtidens skugga”1920)

いろいろ(34) 「とかげ」

世の中には片付けねばならないことがいっぱいあって。週末に買出しをしておかないと火曜日あたりには冷蔵庫がすっからかんになるし。お風呂場の掃除をしたのは数ヵ月前だし。家族(特に犬)のために食事も作らねばならないし。

で、急ぎの校正作業は各種言い訳のもとに後回しにされる運命に。。<机の前に座りさえすれば手を付けるのに机の横のPCコーナーに座っちゃうのよねぇ。。<でも手を付ければ結構さくさく進んでゆくのよ

昨日、スワンレイクの幕間に読んでいたのは国際図書館で借りた吉本ばななの「とかげ」。国際図書館には結構吉本ばななの本が揃っていて、今回は数冊まとめ借り。25日までに返さなくちゃならないからさっさと読まねばならないとさらに逃避のための言い訳加算。

「とかげ」はイメージとしてミレニウムのリサベット・サランデルにもちょっと似た<特殊な女の子>が主人公の短編。内腿にトカゲの刺青があるからトカゲと呼ぶ、なんてリサベットそっくりじゃん?ばななさん自身の解説によれば「時間と癒し」、「宿命と運命」についての小説なのだとか。

吉本ばななは「キッチン」が割と気に入ったけどそれほど好き、という作家でもなかった。角田光代ほどの腕力がない分、もっと純文学的透明感があるような気がする。ちゃんと仕事してから彼女の次の本を読んでみよう。

いろいろ(33) かぶりつきの白鳥

バレエ・シーズン開始♪最初はなんつっても「白鳥」よねっ。数ヵ月前に「一度はかぶりつき=最前列」で見てみたいものだと思い、第二日目のマチネだったら最前列真ん中が空いていたので迷わず切符をゲットしていってきましたのよ、今日。。

で、最前列の真ん中って、真ん中って、、指揮者の真後ろだったのぉぉ。。今まで上から見ていて指揮者って頭だけ出してるもんだと思ったら、背中の半分くらいもはみ出てるの。真ん中なんてわざわざ選んだの誰よ。ま、指揮者を見てるのも結構面白かったけど。

王立オペラ・バレエは昔はロシア系ダンサーが主役を踊ることが多かったけれど、最近はだんだんアジア系が進出しているみたいで、今日の主役(オデット&オディール)、準主役(ピエロ)も中国系ぽかったです。いつも良い役(今日はトリオとか小さな白鳥とかスペインの踊りとか)で出てくる日本人もいるし。

で、主役のGina TSEさんは上手かったんだけど、なぜか体育会系のイメージ。う~むむ。

でもってマチネは子どもが多くてウンザリ。やっぱり次回はちゃんと夜の回にしようと思いました。

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2010年10月 8日 (金)

いろいろ(32) 物欲備忘録

<日本から欲しい物>

ポケットティッシュ、風邪薬、鰹節、食べるラー油、ほうじ茶テーパック、槇村さとる「ヴェネチア国際」第8巻、宮部みゆき「小暮写真館」、DS用RPGソフト

<スウェーデンで欲しい物>

ハンドバッグ、靴、金ネックレス、ゴブラン織り模様の薄いスカーフ、Henning Mankell:”Eldens Vrede”、バックアップ用外付けHD

書き出してみるとささやかなものばかりなのね。。

2010年10月 5日 (火)

いろいろ(31) 風邪で腹筋が鍛えられる

金曜夕方からひどい風邪の症状が続いている。

一番大変なのは深い咳で、今日くらいになると内側から咳に叩かれた腹筋の筋肉痛がすさまじくなっている。そのうちに6つに割れたオナカになるかも。。

寝床の中で読んだのは内田康夫「龍神の女」、西村京太郎「十津川警部、金沢・絢爛たる殺人」、角田光代「ロック母」。どれもちょっとなぁ、、、という感じ。

エディスの初稿校正開始。かなり本格的に手を入れないとダメみたいだけど、Priちゃん、がむばるわん!

2010年10月 3日 (日)

いろいろ(30) 「琥珀の望遠鏡」

フィリップ・プルマンのライラ三部作読了♪ま、続けて読むと面白かった。でもやっぱり第一作「黄金の羅針盤」が一番だった。映画を見たときにはこんな子ども映画にまで出てくるなんて、、とニコル・キッドマンに失望したけど、結構原作どおりのイメージだったのね。。

人間は皆ダイモンという「霊獣」をもっている、という発想はユニークだし、いくつもの複数世界への窓口を切り開ける「神秘の短剣」というのも良かったけど、やっぱ第三部(「琥珀の望遠鏡」)になると、ちゃんとオチをつけなくてはいけないからかなり苦しそう(第三部だけで和文700ページっていうのは多すぎるのでは?)。

それにしても月曜日朝くらいに届く予定の初稿。徹底的に手を入れないといけなくなりそうで胃が痛いったら。。休暇をとって家に籠ったほうがよいかも。。ううう。。。

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