いろいろ(25) 「少年のはるかな海」と「虹」
一昨日くらいからちょっと風邪気味だったのだけど昨日は寒気&吐き気がして、本日はオウチで静養。
へニング・マンケルの「少年のはるかな海」と吉本ばななの「虹」をベッドの中で読んだ。
「少年のはるかな海」は母に捨てられて船員だった父(現在はきこり)と海のない町で貧しく暮らすヨエルの物語。真夜中に犬を見たことを発端に真夜中に街を徘徊するという筋で原題はHunden som sprang mot en stjärna=星に向かって走った犬。#ずいぶんかけ離れた題名ね<和訳
明るく終わるところが良いのですわ。1991年にニルス・ホルゲルソン賞を受賞したのだそう。
「虹」はタヒチ島ですごす「私」の物語。おばあちゃんもおかあさんも亡くなって独りきりでタヒチというレストランで働く水上瑛子は我ながらちょっと鈍いけれどまじめな女性。植物と動物に好かれ、オーナーと恋に陥るという設定自体は森瑤子的なのだけれど、透明な文章はさすが、ばななさん。
文章が澄んでいて綺麗、という感じはどこからくるのかな?
折りしもブックフェアのカタログとセミナー参加券(土曜日は700クローナ=7,700円相当<クローナだとそんなものかと思うけど円換算だと安いのか高いのか分からないわね)が届く。同時にいくつ者製なーが開催されるからちゃんと戦略を考えないと右往左往するだけになっちゃうから、後でまたチェックをしなおそう<一度ざっとマークはつけたのだけど
明日はいっぱい着込んで仕事に行こう。。
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