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2010年9月 9日 (木)

北欧の詩(121) 「街の中尉さん」

「街の中尉さん」

あそこにやってくるのは誰、馬に乗ってくるのは誰!

おお、すべての時を横切って、

ほら、中尉が馬に乗ってる、

ほら窓には婦人達、

角には女中達、

ほら中尉は王子のように馬に乗ってる、

おお、神様、白いベストの彼はなんと美しいのでしょう!

太陽が馬に乗った中尉を照らしている

ほらブーツが輝いている、

ピカピカでとてもきれい、

彼は背筋をまっすぐに伸ばし、

彼はとても引き締まっていて、

彼の上着は最後のもの、きりりとしている。

いいえ、見て、いいえ、見て、見て、見て!

ほら、中尉はかすかに微笑んでいる、穏やかに、牧師のように、

ほら、中尉が口ひげを捻って

馬に乗ってる、

彼は窓を見上げて挨拶をする、

彼は角を見下ろして頷く

そして最も素晴らしい王子のように馬に座っている

おお、神様、白いベストの彼はなんと美しいのでしょう!

 グスタフ・フレーディング(Gustaf Fröding、スウェーデン、1860-1911)、'Stadens löjtnant' 1894 i ”Nya dikter”

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