フォト
無料ブログはココログ

« 北欧の詩(84) 「滝」 | トップページ | 北欧の詩(86) 「雷」 »

2010年7月10日 (土)

北欧の詩(85) 「私は歌ってきた。。」

「私は歌ってきた。。」

私は歌ってきた、けれど彼等のために歌ったのではない、
死のときまで喜んで生きているようなものたちのためには。
私は地上に家を持たぬものとして歌う、
必要なときの寝場所の無い。
私は恋人や友のところに居ることができない、
私が愛するものたちのところには、
私はすべてのものに恐れられ
そして星あかりに照らされた木々の間を彷徨うときにしばしば、
長い、息の詰まる、重い涙が落ちるのだ。

私の心は砕けることを望んでいる、なぜならそれは平穏を得られないから、
それは誰も道を知らぬところを彷徨いたがっている。
地と天の間に橋を架けたがっているようだ。
そして私はもうすぐその半分開いた入り口に立ち、
名前の無い国々に入る。
おお、主よ、私が犯してきた罪を許し給え
私のこの重い震える手でなしてきたものを。

 ダン・アンデション Dan Andersson (スウェーデン、1888-1920)
 'Jag har sjungit...' (1920) i "Efterlamnade dikter"

« 北欧の詩(84) 「滝」 | トップページ | 北欧の詩(86) 「雷」 »

北欧の詩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/561891/48842682

この記事へのトラックバック一覧です: 北欧の詩(85) 「私は歌ってきた。。」:

« 北欧の詩(84) 「滝」 | トップページ | 北欧の詩(86) 「雷」 »