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2010年7月10日 (土)

北欧の詩(76) 「旧い家」

「旧い家」

新しい目はどのように旧い時代を見るのか
心を持たぬ見知らぬ人のように、、
私は私の旧い墓を懐かしむ
私のもの悲しい威厳は苦い涙を流して泣く
誰にもそれは見えないけれど。
私は旧い日々の楽しさの中に生き続ける
天の端に届く青い丘に
新しい都市を作る見知らぬ人々の中で、
私はゆっくりと囚われた樹に語りかけ
時々彼等を慰める。
いかにゆっくりと時間が物事の大本を使い切ってしまおうと、
そして運命の固い踵が音もなく踏みつけようと。
私は穏やかな死を待たねばならない
私の魂に自由をもたらすものを!

 エディス・セーデルグランEdith Sodergran(フィンランド 1892-1923)
 'Det gamla huset', i “Dikter”(1916)

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