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2010年7月10日 (土)

北欧の詩(68) 「太陽」

「太陽」

私はこの上ない至福の中の雲であるかのごとく立っている
縞をなす雲は赤く燃えている。太陽だ
太陽が私にキスをした。こんな風にキスをするものは地上にはない
この瞬間を見極めるために永遠に生きるべきか
いや、そうではない、縦割りに差し込む光のために起き上がるのだ
彼女に近づく
もう一度
琥珀の中の蝿のように太陽に私の身を紡ぎ入れるべきか
後世にとってはそれは宝石にはならないだろう
けれども私は至福の燃える釜の中にいたのだ
ああ、私の額を照らす冠よ
彼らがあなたを見るときに何を知ろう

 エディス・セーデルグラン Edith Sodergren(フィンランド, 1892-1923)
 Solen, ur “Framtidens skugga”

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