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2010年7月 7日 (水)

北欧の詩(59) 「春の時」

「春の時」

死者がかわいそうだね
この春の時、太陽の下で
温まることができないなんて
この光、素晴らしい花の丘で
けれども多分、死者が囁いたんだろうね
スミレと桜草にさ
生きている者にはわからない言葉を

死者は物知りだから
多分、太陽が昇る前に
夜の影の中で、春より喜んで
墓場だけが知っている秘密の考えをめぐらして

 ヴェルネル・フォン・ヘイデンスタムVerner von Heidenstam(スウェーデン、1859-1915)
 Vårens tid(Nya Dikter 1915)

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