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2010年7月 7日 (水)

北欧の詩(58) 「病気見舞い」

「病気見舞い」

私はあなたのために只一つ花咲く小枝を持ってきた
春の大きな森の中から
あなたは黙って見つめている
病気の深い瞳で
クリスタルにきらめく光の反射を
あなたは黙って微笑む
この春はあなたの心臓を追い抜いていくだろうから
私たちはそれ以上なにも言うことが無かった

 エディス・セーデルグレン Edith Södergran(フィンランド、1892-1923)
 Sjukbesök, “Dikter”(1916)

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