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2010年7月 7日 (水)

北欧の詩(55) 「北欧の春」

「北欧の春」

私の空想の城はすべて雪のように溶けてしまった
私のすべての夢は水のように流れていってしまった
私が愛したもののうち残っているのは
青い空と薄れていくいくつかの星だけ
風がゆっくりと木々の間を通り始める
なにもない。静かな水面。
古い松の木は目覚めたまま、ゆっくりと思いをはせる
彼が夢の中でキスをした白い雲のことを

 Edith Södergran エディス・セーデルグラン (フィンランド、 1892-1923)
 'Norsidk Vår' i "Dinkter"(1916)

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