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2010年7月 7日 (水)

北欧の詩(49) 「夜想曲」

「夜想曲」

銀の薄絹をまとった月光の夕
夜の青いうねり、
輝く波は言葉を交わすことなく
互いの後を追う。
小道に影が落ち、
岸辺の草むらがゆっくりと涙を流し、
黒い巨人が岸辺の銀色を見守る。
真夏の宵、静寂深く、
眠りと夢、
月が海の上を滑ってゆく
白く、優しく。

 エディス・セーデルグラン、(Edith Södergran、フィンランド、1892-1923) 
 ’Nocturene’ i “Dikter”1916)

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