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2010年7月 7日 (水)

北欧の詩(44) 「ある新年の歌」

「ある新年の歌」

だれもが悲しみを抱えていて
ぼくも悲しみを抱えていて、
そして毎年みすぼらしさがやってくる
ミミズによる腐食、
雨によるそぼ濡れ、
僕達の納屋を空っぽにしてどっかに行ってしまった太陽。
けれど、悲しがってはいけない、愛しい娘よ、
また良いときがくるだろうから、
新しい年には、次の新年には、
新しい年には、小さな友よ!

そして農場は燃え
幸運は森へと逃げ去った
そこに彼女は隠れたままだ
困窮はひどく
なにも持たないものを
救える者はいない。
けれど飢えなど無視しなさい、愛しい娘よ、
僕たちは新しくやり直せるだろう、
新しい年には、次の新年には、
新しい年には、小さな友よ!

 グスタフ・フレーディング (Gustaf Fröding,、スウェーデン、 1860-1911)
 'En nyårslåt', 1894 i ”Nya Dikter”

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