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2010年7月 3日 (土)

北欧の詩(13) 「ナナカマドとライラックの下で」

「ナナカマドとライラックの下で」

花あふれる心地よい谷
私の心の安住の家
暖かい緑の部屋
そこに春と愛が住む
空気と光の太陽の子
ああ、私にはあなた方の静かな音が聴こえる
花あふれる心地よい谷
私の心の安住の家

ライラックの陰に憩い
ここに私の囲いを求める
ナナカマドの香りが降り注ぐ
最高の花の雨
雨は心の春の中で降りしきり
そこに花を咲かせ続ける
ライラックの陰に憩い
ここに私の囲いを求める

おいで、森の中の私の友
おいで、私のそばで歌っておくれ
森は永久に裏切らず
春は永久に若く
命は夕べの風のように
春の息遣いのごとく永遠だ
おいで、森の中の私の友
私の横で歌っておくれ

愛する青い目
昔のように微笑んでおくれ
ナナカマドの白い花を雪のように降らせよ
昔のように花咲かせよ
夕べの露をあなたの涙の中に溶かせよ
そして太陽と春の中に目覚めよ
愛する青い目
昔のように微笑んでおくれ

花あふれる心地よい谷
至福に輝いて
清き春が語り
われらはよりよく理解する
夕闇が赤く染まり、目を覚まして
心から香りが出てゆく
花あふれる心地よい谷
至福を輝いて

 ザハリアス・トペリウス Zacharias Topelius(フィンランド、1818-1898)

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