フォト
無料ブログはココログ

« 北欧の詩(107) 「別れの言葉」 | トップページ | 北欧の詩(109) 無題 »

2010年7月10日 (土)

北欧の詩(108) 「星」

「星」

あなたは何を知っているの?何を知っているの?
口に出すのは危険ね。
私は手の中に幸福を感じるの、幸福そのものを。
私は運を持っているの、とても大きな幸運を、私の指の間に。

おお、素晴らしい幸運!
私は自分の星を信じる者に属しているの、
運命の秘密の力をつかむことなのよね。
運命の秘密の力だって、捕まえてしまえば何もできないのだわ、
真実で力強くなった手で。

破壊的な言葉、破壊的。
でも私の星は否定していないわ。
立ちはだかっているような私の星の前では、
私は至らないと感じるの。

私は剣を握る重い手をどこに得るのかしら?
誰も私に問うことはできない、と私の星は言う。
人の子よ、理解できぬものに向かってお前の顔を上げよ、
自分の、自身のものがお前に力を与えよう。

 エディス・セーデルグラン Edith Södergran (フィンランド、1892-1923)
 'Sjärnan' i ''Framtidens skugga' 1920

« 北欧の詩(107) 「別れの言葉」 | トップページ | 北欧の詩(109) 無題 »

北欧の詩」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/561891/48842828

この記事へのトラックバック一覧です: 北欧の詩(108) 「星」:

« 北欧の詩(107) 「別れの言葉」 | トップページ | 北欧の詩(109) 無題 »